先週末で第一弾の京都学が終了し今週から市民大学
主催の「京都学:京都冥界探訪」が始った。
この講座は先回の講座と同じく、聴講したい人が多く応募し
抽選をおこなった。講師の愛大の先生の人気もすごく、毎回
この先生の講座はいっぱいのようである。
先回の講座の現地旅行は来月早々に開催され、参加することに
した、神社仏閣を4箇所ほど見てくる会ですが、楽しみです。
そして今回は「冥界探訪」と題して講座が始った。
京都はその歴史の深さから、多くの名所旧跡があるが、それらは
必ずしも良い思い出の場所だけでなく、怨霊といわれる、因縁や
呪いなど、その人間模様が、建物や場所に残っている。
今回第一回は、養源院、清水寺界隈の三年坂、二年坂、長楽寺、
積善院、下御霊神社、紙御霊神社、白峯神宮そして晴明神社である。
養源院は関が原の戦いの前の徳川譜代の大名、鳥井元忠の壮絶な
石田との戦いで敗れたときの血天井がある院、清水寺のいのり杉(わら人形の
五寸釘を・・・)のおかげ神社。
長楽寺は清盛の娘、徳子が出家した寺や積善院、崇徳院にからむ寺、
下御霊神社や上御霊神社は早良親王や桓武天皇がらみの場所であり、
白峯人神宮はまさに崇徳上皇の怨霊を鎮めるための神社である。
こうして冥界を巡っていくと、表面だった華やかな京都、歴史ある
京都の裏の顔が見えてきます。
次回が楽しみです。