台風直撃の夜、暇なので更新します。
もう、うんざりですか? まだ二日目なんです。。
三日目までありますので、もう少々お付き合い下さいませ。。
円成寺を出発して奈良市内へ戻り、「入江泰吉記念 奈良市写真美術館」へ。
新薬師寺を目指していたのですが、
ちょうど見つけたコインパーキングが写真美術館のもので、
ハッと思い出し入江さんの写真を拝見。やっぱり素晴らしい。
この辺に行かれる方は是非寄ってみて下さい。
新薬師寺は歩いて直ぐです。
新薬師寺を初めて訪れたのは、もう随分前。
あまりにも有名な十二神将とお寺の地味さのイメージのギャップに驚いたものです。
南門から本堂が見える。
それがほぼ全てですからね。
実際には地蔵堂なんかもありますが。
創建時は金堂、東西両塔などの七堂伽藍が建ち並ぶ大寺院だったそうです。
こんな感じ。南門からぐるっと。
寺伝によれば天平19年(747)に光明皇后が、聖武天皇の眼病が治るように
行基に建立させ、七仏薬師如来を安置したといわれています。
改めて訪れた新薬師寺は、やっぱり地味でひっそり。
しかし、本堂に入り超有名仏の皆さんにお会いすれば、
その迫力にこれまた改めて感動。
CGで色が復元された伐折羅像、ちょっとびっくりでしたよね。。
伐折羅さんだけ顔が青かったらしいです。あとの方は赤。
御朱印を頂き、お寺の方に「おたま地蔵」について尋ねましたが、
「人手も無いし、今は特別な場合以外は公開してないんですよ」という事でした。
とーっても見てみたいんだよなぁ、おたまさん。。いつか!
☆おたま地蔵
お寺に鎌倉時代の景清地蔵さんがいらっしゃいまして、
昭和59年に修理に出したところ、着物の部分が別パーツになっている事が分かり、
外していったら、なんと中から裸のお地蔵様が出てきた!というもの。
この裸の部分に新たに頭をつけ「おたま地蔵」、景清さんも必要な部分を作って
2体のお地蔵様として香薬師堂にいらっしゃるのだそうです。
景清地蔵 おたま地蔵
以前は、別料金で拝観出来たそうですが、今は残念ながらなのです。
お寺の人の言う「特別な場合」にどうしたら紛れ込めるのか。。。
本堂を出てぐるっと一回りして、物議を醸す本堂のステンドグラスを眺め、
「なんでこれにしたんだろ…」と、やっぱり違和感。
分かってはいたものの、おたまの件とステンドグラスの疑問で
少し肩を落としお寺を後にした私。
道標に従って、ここから歩いて行ける白毫寺に向かいます。
「閻魔様手ぬぐい」が目当てです。
歩きます。
地図(円成寺からのルート)
※PC以外では正しく表示されないみたいです。