『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

4月の設え

2022-04-19 01:42:32 | テーブルコーディネート
もう半ばすきてしまいましたが・・

取り替えてはいたのですが、外出が続いたり、気付きが続いたりで、アップする間がなかった・・

今回、最初はいつもの水色のテーブルクロスに、昔、コバーチ先生からいただいたハンガリーの刺繍のクロスをかけ、兎さん達大集合にしていたのですが・・



珍しく夫がお茶をドバっとこぼしてしまったので、すぐに洗濯。

この際だから、とガラっと替えて、今度は燕さんたち大集合に。



みな、2018年にポルトガルで買ってきたもの。

 ・・あの頃は、世界がこんな風になってしまうなんて、誰一人として思ってもみなかったよなあ・・

かつてない渋さの設えになりました。
レッスン前、生徒さん用お茶のセッティングもして。
・・おままごとの続きをしているような感じではありますが、こういうのが楽しい。



実は一番変化したのはソファーカバー。

先日のコンサートではドレスの評判も上々だった。

特に、後半の水色のシルクのものが。

その上、とても演奏しやすく、音の響きも断然こちらが上。

となると、すぐ色違いが欲しくなるのは悪い癖。

ネットで、手頃なシルク生地はないかしら?と検索。

この巻き付けただけのなんちゃってドレスは共布のストールがあればこそ、それなりに見栄えもするので、必要な長さは5メートル。

色艶ともに気に入ったものがなかったのですが、そんな中、インテリア用の厚地のタイシルク5メートル、というのと遭遇。色も質感も好み。値段も7000円弱。

え?1メートルだって、もっと薄いものでも、それくらいするじゃない?この暑さだったら、もっとかも?それが5メートル?と釘付けに。

流石に、ドレスは難しそうだけれど、ソファカバーが作れそう。
だめでも、クッションカバーとか、色々遊べそう・・と即決。

幸い、丁度良い長さと幅がありソファー2台分のカバーを作ることができました。



余ったのは15センチ分で、それはヘアバンドと山葡萄の籠につけるリボンに。

余すところなく使い切り大満足。

ミシンは手も縫い込みそうで怖いのと、音が苦手なので、昔は母が持っていたものはもう何十年も前に処分。

手縫いは、雑な手ではありますが、好きなので、チクチクと、食後の時間にやって、3日くらいで完成。
縫った長さは合計16メートルくらい。がんばりました。

昨年末から編み物ブームだったのが、手縫いブームにシフトした感じ。
こうした手作業は、何かしらメンタルにも良い気がします。

実は、コンサート当日も、コットンの糸で小さなストールを5段くらい編んでいた。

厚手のタイシルクは厚紙みたいに扱いやすいのに、針の通りはなめらかで、縫っていても楽しかった。終わってしまって残念。

テーブルランナーもシルクで、これはポルトガルのオビドスで買ったもの。

完成したソファカバーは
なんともいえないしっとりした手触りで、座り心地は最高。

結婚した時から使っているソファはマルニの地中海シリーズで、とても丈夫で、30年以上経つのにちゃんとしている。

とはいえ、流石にビロードのような緑の生地はへたってきていて、張替も出来るのだけれど、見積もってもらったら新たに購入するのと同じくらいの価格で、あっという間のウン十万。

ちょっとそこまではなあ、ということで、この十年くらいは、カバーリングでしのいできたのですが、なんちゃってではあるけれど、憧れのシルクのソファーに!?

それも、元のソファーと似ている好きなややくすんだ緑色。

ものとの出会い運も絶対あると思います・・

そして、ふと気が付くと、今度は色違いで厚地のシルクを探していたりして・・

長生きルスカスは最後の一本に。

色はやや黄色くなってきましたが、ちゃんと葉からは新たな芽が。
あと3か月で2年目を迎えます。