窓もなく、2段ベッドが二つ向かい合っているという小さな二等船室だったのに、その囲まれた狭さが良かったのか、程よい揺れ具合が良かったのか、二人共、ぐっすりと熟睡できた船旅でした。
ナイルクルーズの時の様に優雅ではなかったけれど、船内のカフェでコーヒーやジェラートを楽しんだり、ショッピングをしたりして、色々楽しめ、思いのほか良い船旅となりました。
朝8時頃にパレルモ到着後はすぐにバスで近くのモンレアーレに。
シチリアに着いた途端、空気感と色彩がフワっと変わったような気がしたのは気のせいか?
道中、見たことのない街路樹があり、話題に。コッペパンの様な形状の緑の実で、木にはトゲトゲが。
ナイルクルーズの時の様に優雅ではなかったけれど、船内のカフェでコーヒーやジェラートを楽しんだり、ショッピングをしたりして、色々楽しめ、思いのほか良い船旅となりました。
朝8時頃にパレルモ到着後はすぐにバスで近くのモンレアーレに。
シチリアに着いた途端、空気感と色彩がフワっと変わったような気がしたのは気のせいか?
道中、見たことのない街路樹があり、話題に。コッペパンの様な形状の緑の実で、木にはトゲトゲが。
モンレアーレの大聖堂の中庭の回廊が素晴らしかった。
全て異なるデザインで、細かな彫刻。
アラブ、イスラムの影響を受けた様々な意匠は、18年にポルトガルで見たものとも似ていた。
全て異なるデザインで、細かな彫刻。
アラブ、イスラムの影響を受けた様々な意匠は、18年にポルトガルで見たものとも似ていた。
そして、金色のモザイクで有名な大聖堂内部。なんと当初はここも「下車観光」で見られない予定だったそう。実際他のツアーの方たちは中は入れなかったとうかがった。(酷い!)。
でも、ラッキーなことに15分限定ということで、中に入ることができました。
日曜日でミサの真っ最中にも関わらず、入場を許してくださった現地の関係者皆様に感謝です。
一歩入って、その見事さに心打たれました。今回の旅で、圧巻、という言葉が一番ふさわしかったのは、この場所ではないかしら。
ポカンと口を開けてただただ見入る。
意味はわからずとも。高い天井の空間に静かに響く司祭の声がありがたかった。
パレルモもナポリ同様、みな下車観光。
マッシモ劇場もとても楽しみにしていたのに外から見るだけ・・( ;∀;)
クワトロカンティ、ノルマン王宮、などみてバスに乗り、アグリジェントに。
途中レストランで遅めの昼食。
昼食はイワシをそぼろにしてまぶし、パン粉を振りかけたパスタ。
衝撃的だったのは、パスタの太さと茹で具合。
ウドンくらいの太さがあり、おまけに、とても柔らかい。
これはもう、ほぼウドン。
中々個性的で、特に美味しい、という感じではないけれど、面白かった。
ウドンで真似して作ると良いかも?
南イタリア名物のミートソースの入ったライスコロッケと付け合わせは固めのレタスサラダは気に入った。
こちらの野菜はみな硬めで、苦手な方もいたけれど、私はむしろ好き。
デザートはアーモンドパウダーの入った、ほぼ杏仁豆腐フレーバーのジェラート?ブラマンジェ?(うろ覚え)で、美味しかった。アグリジェントはアーモンドの産地でもあったことを思い出す。
オリジナルのハウスワインも美味しく、夫とシェアして赤白、いただきました。
どこのお店でも、大きなグラスにたっぷりと注いでくれるのが嬉しい。
アグリジェントの神殿の谷も素晴らしかった。
アーモンドの花は今年は早くに盛りを迎えたとのことでしたが、それでも沢山、ピンクの小さな花を見ることができた。木は梅に、花は梅と桜を混ぜたような感じで可愛い。日本で通常みかけるものよりも、幅広で平べったい実も実っていました。
オリーブの古木も素晴らしかった。
1000年以上のものもあるのだそう。
アグリジェントのホテルは、従業員がみな笑顔で迎えてくれて、初日のローマとは大違い。
ホテルでの夕食はカボチャとピスタチオとモッツァレッラチーズのリゾット、豚肉に茄子とチーズを載せて焼いたものにインゲンのソテーがたっぷり。
テーブルワインも赤白共に美味しかった。
今回の旅で一番ワインが美味しくて、一番感じの良いホテルだったかも?
部屋も清潔感があって広く、よく眠れました。
良いところの名前は書いておこう。
アグリジェント デラバッレ DELLA VALLE