パーシャクラブの恒例年末ライブへ行く。ところが会場についてびっくり。桜坂ロータリーからてんぶす那覇のあたりまで長い行列が続いている。パーシャクラブのライブを桜坂セントラルでやるようになって随分になるが、ここまでの列ははじめて見た。
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箆柄暦『一月の沖縄』を入り口で配布していたのだが、感触から何となく県外からの人がいつも以上に多いと感じる。いつものパーシャのライブでも、3割近く県外からの客がいるように感じていたが、今夜はそれ以上だと思う。
いつまでたっても列が減らない。案の定、前の方の椅子席はすぐに一杯。うしろは立ち見でぎっしり。時間ギリギリに来た人が「あれあれ、立ち見になっているね」と漏らす。明らかにウチナーンチュ。関係者もPAブースくらいしか場所がない状態。
ライブの途中でリーダーの上地さんが「内地から来たひと~?」ときくと、特に前の方で一斉に手が挙がっていた。後ろの方も結構上がっていた。今日の客数はおよそ200人。3割としても60人、いやもっと手が挙がっていたかも知れない。
自分なりに分析してみると、やはり不況で手軽でなじみのある場所へ旅行しようという人が増えたのではないだろうか。そんな時、「どこへ行こう、沖縄にしとこうかな、おっパーシャクラブのライブがあるじゃない。じゃ今年は沖縄にしよう」となったのではないかと思う。
県内の人にはこんな分析はピンとこないかも知れないが、10月の渋谷duoでのパーシャクラブのライブは、6000円のチケットで350人満席。この観客は間違いなく沖縄に関心があり、全員機会があれば沖縄へ行きたいと思っている客層だ。
小ホールクラスのライブハウスより、全然近くで見られて、チケット代も安い。しかも本場の沖縄で見る雰囲気も楽しいはず。となれば沖縄行きを決めるだろうというのは、我々には全然不自然な想像ではない。
しかしそうした層がこれほどまでに増えているのかと思うと、さすがに驚きだ。これまでに比べての急増を考えると、やはり変数は金融恐慌による不況のせいなのだろうと思う。
音楽や券\は観光立県の間違いなく重要な柱である。しかし、それは金をかけた音楽イベントで振興できるものではない。力を入れるべきは、沖縄にはどんな魚がいて、どんな味がして、どんな調理方法が適しているのかを、ちゃんと伝えること。
つまりは、我々がずっと取り組んできた、沖縄イベント関連情報の収集・整理・配信の、組織的で、迅速で、継続可能な仕組みの確立だと、一種の確信を感じたライブだった。
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箆柄暦『一月の沖縄』を入り口で配布していたのだが、感触から何となく県外からの人がいつも以上に多いと感じる。いつものパーシャのライブでも、3割近く県外からの客がいるように感じていたが、今夜はそれ以上だと思う。
いつまでたっても列が減らない。案の定、前の方の椅子席はすぐに一杯。うしろは立ち見でぎっしり。時間ギリギリに来た人が「あれあれ、立ち見になっているね」と漏らす。明らかにウチナーンチュ。関係者もPAブースくらいしか場所がない状態。
ライブの途中でリーダーの上地さんが「内地から来たひと~?」ときくと、特に前の方で一斉に手が挙がっていた。後ろの方も結構上がっていた。今日の客数はおよそ200人。3割としても60人、いやもっと手が挙がっていたかも知れない。
自分なりに分析してみると、やはり不況で手軽でなじみのある場所へ旅行しようという人が増えたのではないだろうか。そんな時、「どこへ行こう、沖縄にしとこうかな、おっパーシャクラブのライブがあるじゃない。じゃ今年は沖縄にしよう」となったのではないかと思う。
県内の人にはこんな分析はピンとこないかも知れないが、10月の渋谷duoでのパーシャクラブのライブは、6000円のチケットで350人満席。この観客は間違いなく沖縄に関心があり、全員機会があれば沖縄へ行きたいと思っている客層だ。
小ホールクラスのライブハウスより、全然近くで見られて、チケット代も安い。しかも本場の沖縄で見る雰囲気も楽しいはず。となれば沖縄行きを決めるだろうというのは、我々には全然不自然な想像ではない。
しかしそうした層がこれほどまでに増えているのかと思うと、さすがに驚きだ。これまでに比べての急増を考えると、やはり変数は金融恐慌による不況のせいなのだろうと思う。
音楽や券\は観光立県の間違いなく重要な柱である。しかし、それは金をかけた音楽イベントで振興できるものではない。力を入れるべきは、沖縄にはどんな魚がいて、どんな味がして、どんな調理方法が適しているのかを、ちゃんと伝えること。
つまりは、我々がずっと取り組んできた、沖縄イベント関連情報の収集・整理・配信の、組織的で、迅速で、継続可能な仕組みの確立だと、一種の確信を感じたライブだった。