箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

『かじまやー カメおばあの生涯』

2009-12-16 20:00:00 | 箆柄日記
『かじまやー カメおばあの生涯』を見にいく。浦添市てだこホール小ホール。大ホールと同様、極端なすり鉢型のホール。段差があってイスも深々とした作りなので、とても芝居が見やすい。


とてもしっかりした芝居だった。大人がちゃんと作ってちゃんと稽古を重ねて練り上げた芝居という感じだった。出演者も、沖縄芝居、沖縄小劇場界、ベテランまで、基本のしっかりした役者さん揃いで、安心してみることができた。舞台装置も必要十分な内容が、ちゃんと作り込まれた状態で用意され、機能していた。

その上で、沖縄の基地問題というデリケートな内容が、丁寧に練り込まれていて、ちゃんとメッセージが伝わってくる。

劇中の現実と、劇中劇とがリンクしていく演出だったが、最後にスクリーンに映し出されたカメおばあは完全な現実だ。現実、演劇、劇中劇がスムースに連携する演出が見事。

ふと気がつけば、今日公演が行われた浦添市てだこホールも、過日公演が行われたニライカナイホールも、基地に係わるお金が無ければ存在しないだろう立派なホールだ。箱までも物語とリンクされた内容だった。

追記:
リアボックスAG-38Sが脱落したので返品したいとメールしたが、通販で買ったお店から細かい確認事項が返ってきた。確認事項に沿ってもう一度取り付けてみた。最初はやっぱり脱落したが、何回かやっているうちに外れなくなった。念入りに取り付けたつもりだったのだが、それ以上に力を入れて取り付けなくてはいけなかったようだ。そんなの説明書に書いてなかったよ…。てか、簡単な取り付け方の紙が一枚入っていただけじゃん。やりきれないなぁ。


コメント
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