箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

登川誠仁さんに会った

2010-02-06 14:06:00 | 箆柄日記
登川誠仁さんに会いに沖縄市まで行く。お稽古場で約二時間、インタビューと言うよりは「セイ小独演会」。軽妙なトークに唄三線まで飛び出した。観客はハーベストファームの野田さんとぴらつかチームの三名だけ。贅沢な時間を頂いた。

聞きに行ったのは、次のアルバムの話だったのだが、話はあちらへこちらへと広がり、時間はあっという間に過ぎた。今度のアルバムはご自身でもかなりお気に入りのようだった。先日太鼓のパートのレコーディングを見学させていただいたが、たしかにあのばちさばき、囃子の間合いだけでもゾクっとした。


お話しを聞きながら、師匠・大底春男のことを思い出していた。お稽古をそこそこに切り上げて、昔の話を聴くのが好きだった。春男先生が病気をする前、安伴先生に習いに行っていた頃の話を聞くのがとても楽しかった。そんな感じだった。

セイ小先生は、あちこち悪いところは取って、お酒も止めたせいか、とても元気だった。相手を見ての話のキレもあった。トイレを拝借するとき冗談を言うと、ちゃんと切り返してくれた。サービス精神旺盛で、ダンディーで、なんともステキな人だった。

「近くに来たらまた遊びに寄りなさい」といわれた。「ホントにいいですか」と聞き返すと、「ホントにいいよ。居ないかも知れないから、電話してから来なさいね」、社交辞令ではあると思うけれど、また遊びに寄らせていただきたいと思った。電話番号分からないけど。



コメント
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