先日、『情熱大陸』で海人写真家として全国に紹介された古谷千佳子さんの写真展『海からのおすそわけ』がカフェユニゾンで開催中。トークイベントへ行く。会場には古谷さんの作品が並べられている。この日のために500部だけ早刷りして間に合わせた2008年カレンダー『海人暦』など、古谷グッズの販売コーナーも設けられていた。
トークイベントの第1部は、古谷さんの作品のスライドショーと海人解説ではじまった。初めは海人達の漁に生きる姿のかっこよさに惹かれた彼女だったが、やがてそれを支える女性や家族との暮らしも含めて「海人」なのだと思うようになったとか。ここ印象に残った。
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第2部は、サンゴの植え付けを行っている海の種代表金城浩二さんを迎えてのトーク。先日、古谷さんも参加してのサンゴの植え付けの様子を、水中カメラマンの長田勇さんの撮った映像を見ながら聞く。
1個3400円のサンゴの種をサンゴに植え付ける地道な作業。金城さんはこれを商売として成り立つようにしたいと考えているという。「サンゴの植え付けは儲かる」という風になれば、たくさんのサンゴ植え付け業者が現れ、コストが下がり技術が向上し、サンゴが復活すると考えている。面白い。
そうして自然を守るというよりも、自然を作るということをしていかないと、次の世代が沖縄で暮らしていくときに、何を誇りに生きていけばいいのか分からなくなると語っていた。
他にも、サンゴの植え付けを通じて、自分の生き方に自信を持てるようになった。自分を好きになれたというような、サンゴの他の話も面白かった。
箆柄暦を渡したら、いきなり「この天描画家さんの作品見て感動したことがある」と大城清太君の事を指さした。おもしろい縁だなと思った。
三枝さんに、「ユニゾンや桜坂劇場がやっていることも、次の世代のために種をまいているって意味で似てますね」というと笑っていた。
追記:
サンゴの種を買いたい人は、有限会社海の種(TEL:098-934-3004または、maril:info@seaseed.com)までお問い合わせ下さい。
トークイベントの第1部は、古谷さんの作品のスライドショーと海人解説ではじまった。初めは海人達の漁に生きる姿のかっこよさに惹かれた彼女だったが、やがてそれを支える女性や家族との暮らしも含めて「海人」なのだと思うようになったとか。ここ印象に残った。
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第2部は、サンゴの植え付けを行っている海の種代表金城浩二さんを迎えてのトーク。先日、古谷さんも参加してのサンゴの植え付けの様子を、水中カメラマンの長田勇さんの撮った映像を見ながら聞く。
1個3400円のサンゴの種をサンゴに植え付ける地道な作業。金城さんはこれを商売として成り立つようにしたいと考えているという。「サンゴの植え付けは儲かる」という風になれば、たくさんのサンゴ植え付け業者が現れ、コストが下がり技術が向上し、サンゴが復活すると考えている。面白い。
そうして自然を守るというよりも、自然を作るということをしていかないと、次の世代が沖縄で暮らしていくときに、何を誇りに生きていけばいいのか分からなくなると語っていた。
他にも、サンゴの植え付けを通じて、自分の生き方に自信を持てるようになった。自分を好きになれたというような、サンゴの他の話も面白かった。
箆柄暦を渡したら、いきなり「この天描画家さんの作品見て感動したことがある」と大城清太君の事を指さした。おもしろい縁だなと思った。
三枝さんに、「ユニゾンや桜坂劇場がやっていることも、次の世代のために種をまいているって意味で似てますね」というと笑っていた。
追記:
サンゴの種を買いたい人は、有限会社海の種(TEL:098-934-3004または、maril:info@seaseed.com)までお問い合わせ下さい。