2007年4月1日:旅行3日目・前半 |
この日は4月の第一日曜日。
前日のヴェルサイユ宮殿ツアーのガイド・ノベリさんから得た情報で、
毎月第一日曜日はルーヴル美術館(だけでなく、国立の美術館全て)
の入場料が無料になるということだったので、
急遽予定を変更して朝からルーヴル美術館に行くことにしました。
無料の日の混雑ぶりは尋常でないということで、
ノベリさんオススメの一番空いているリヴォリ通り(Rue de Rivoli)
側の入り口から入場。
手荷物X線検査を受けて美術館の中に入ります。
有名なピラミッドの中。キレイな青空が広がってます。
中学の美術で習ったサモトラケのニケ。
ミロのビーナス。
ビーナスと一緒に記念撮影を撮ろうと
沢山の人が群がっていました。
・・・もちろん私もその一人です(笑)
ナポレオンのギャラリー。
黄金でできた部屋はまさに豪華絢爛
中は写真撮影禁止だったので、こっそり外から撮影。
ナポレオン1世の戴冠式。
ヴェルサイユにもこれと同じ絵が飾られていますが、
微妙な違いがあります。
(答え:左手の3姉妹?のドレスがヴェルサイユだとピンク色とか。)
民衆を率いる自由の女神。
この頃は絵画は基本的に撮影禁止でしたが、こっそり撮影。
でもその直後に怒られてしまいました
この後に、本命のモナリザを観に行きましたが、
さすがに人気でものすごい人だかりができていました。
ここも当然写真撮影禁止でしたが、ここにいる全員が
「なんとかしてこっそり写真を撮りたい」と四苦八苦。
しかし、係員の目も厳しくて、
カメラを出した瞬間に「No Picture!」と怒られてしまいます。
「撮ったもん勝ちだ」と撮る人がいると、
人ごみを掻き分けて怖い顔した係員がやってきます。
そんなことが続き、係員がマジギレしてきて、
制止を振り切って撮影しようものなら
美術館から追い出されかねない雰囲気だったので撮影は諦め、
せめてじっくりモナリザを鑑賞しようと
人ごみを押し分けて最前列まで出て、ゆっくりとモナリザを鑑賞ました。
あちこち歩き回って喉が渇いてしまい、
売店でペットボトルの水を買いましたが、さすがに美術館価格。
2.35ユーロもしましたが、仕方なく購入。
リフレッシュして鑑賞を続けます。
美術館内部から見たピラミッド。
既に入館待ちの行列ができていました。(左下の行列が最後尾。)
ルノワール。
近代作品はオルセーに展示されているので、
ルーヴルでは殆ど見られません。。。
これは、美術ではなく歴史の授業で習ったハムラビ法典。
こちらはラムセス2世。
エジプトゾーンは比較的人が少なかったです。
一通り見学をし終えて、大満足で外に出ます。
ピラミッド前の行列は、先ほどよりもさらに人が増えていました
やはり朝イチで行って正解でした
ルーヴルは元々王宮だったので、建物自体が美しく、
またとても広かったです。
ルーヴルを後にしてセーヌ川沿いを東に歩いて
シテ島を目指します。
沢山の人がジョギングやローラースケートをして
通り過ぎていきました。
シテ島で一番人気の観光スポットノートルダム寺院に到着。
日曜でミサがあるためか、ものすごい行列ができていて、
中に入るのを断念しました
真下から見上げると、細かな彫刻が施されてとても美しいです
そのままノートルダムの左手を東に進んでサン・ルイ島へ。
サン・ルイ橋ではジャズの生演奏が繰り広げられていて、
道行く人が足を止めていました。
フランス人は、学校で音楽の授業がなく、
音楽の道に進むには専門課程を経なければいけないということで、
実は彼らは音大を出た人々なのかもしれないですね。
サン・ルイ島のメインストリートRue St-Louis en I'lleを
さらに東に進みます。
途中右手にロクシタンのショップを発見。
ユーロ高の影響があるので日本の価格と
それほど変わらないのではないかと思いましたが、
結構安かったので(後日再び来店した際を含めて)
100ユーロ以上も買い込んでしまいました
お目当ての有名なアイスクリームショップベルティヨン(Berthillon)で
オレンジソルベを購入。
トゥールネル橋に出て日向ぼっこしながらしばし休憩。
その後ランチスポットを探してたどり着いたのが、
ルイ・フィリップ橋手前の右手にある同じくベルティヨン。
よく見ると島のあちこちにこの店がありました。
この日のランチは、名物そば粉のクレープ(ガレット)。
私が注文したのはハム、卵、チーズのクレープ。
味はもちろん美味しいのですが、
それ以上に内装や食器がとてもかわいくて、
女性向きのお店だと思いました。
他のお客が注文していたポテチつきのオムレツも美味しそうでした。
カプチーノも美味しかった
再びシテ島に戻り、ノートルダムの裏の公園に寄り道。
皆ベンチに座って木陰で一休みしていました。
ディズニー映画にも出てきた寺院上部に鎮座しているガーゴイル像シメール。
セーヌ川沿いを西に進んでサント・シャペル教会に向かいます。
目の前を歩くパリの恋人たちがとても素敵でした
最高裁判所の敷地内にあるサント・シャペル。
ここも行列ができていましたが、折角だから並んで入ります。
地階は平民の礼拝堂で、ステンドグラスも質素。
螺旋階段で1階に上がると、
意気を飲む美しさの大きなステンドグラスが現れました
この大きさはパリで最大だとか。
これが礼拝堂の四方を取り囲んでいました。
貴族たちの礼拝堂。
とても厳かな雰囲気に、多くの観光客が
ただただ無言でステンドグラスの美しさに見とれていました。
ステンドグラスのアップ。
聖書の話が時計回りに年代順に描かれています。
礼拝堂の奥は改修工事中。
この時期パリは至るところで改修工事が行われていました。
この日はきれいに晴れたので、ステンドグラスもキレイに見れました
こちらが最高裁。因みに教会も最高裁の入り口と共同なので、
入る前に手荷物検査を受けました。
再びセーヌ川の右岸に渡り、
メトロの7番線でポン・ヌフ駅(Pont Neuf)からオペラ座に向かいます。
駅のホーム。それぞれの駅にちなんだ内装となっています。
(例・ルーヴルは展示品のレプリカだらけ。)
3日目(後編)に続く
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