最近 よく思い出すことがある
妻が亡くなる直前に 主治医の先生から言われたことだけどね
子供が多くて 奥さんに先立たれると
気落ちしてしまって 家庭が崩れていくケースを よく見ます
そうならないように 今から
きちんと 気を確かにして生活していってください
奥様に先立たれても
家庭を守っていってください
・・・・ ってね
まぁ 病気が発覚してから一年あまり
家のこと 子供たちのこと 障害を持った娘の介護のこと
そして 絶望との闘い
その中で 仕事をきちんとしてきたこと
妻の看病
全部を懸命にやってきた
子供たちのことは ひとりひとりのことは
きちんと出来なかったことは 限界を感じたけど
家庭を守ることを いつも考えてきた
ふり返ってみると
よく 生きてきた ・・・・ というより
よく生活してきたと思う
まぁ 主治医の先生が言われたことは
クリヤーしたかな
もう 子供たちは それぞれの人生を歩いている
そして 僕の若い頃にくらべると
子供たち ひとりひとりは個性が輝いていて
はるかに 魅力的な人になっていると思う
まぁ それが親の一番の幸福なんだろうね
とりとめのない 自分かたりでした ・・・・