夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は
今夜は鳴かず い寝にけらしも 1511
巻第八
ゆうされば おぐらのやまに なく しか は
こよいはなかず いねにけらしも
私訳 今宵は鹿が鳴かないなぁ
寝てしまったのだろうか ・・・・
絶対的沈黙 私訳の言葉すらも余分な歌
闇の中で 明かり照らされた
舒明天皇のお顔が浮かぶ
国の責任者としての天皇の役目
豪族同士の権力争い
そして、蘇我氏の陰謀
これらの苦悩の中
独り 明かりの中に佇む舒明天皇 ・・・・
その苦悩を 沈黙のうちに呑みこみ
独り 夜のときを過ごす
「 そういえば 鹿が鳴かないなぁ・・・・ 」
その後の沈黙が かなしみを増していく
きっと この沈黙の中で舒明天皇の皇子
幼い 中大兄皇子 ( 天智天皇 ) と 大海人皇子 ( 天武天皇 ) が
吐息をたてて 安らかに眠っているのだろう
やがて このふたりが大化の改新を断行し
後の飛鳥時代を作っていく
僕は 万葉の歌の中で
舒明天皇のこの歌が一番好きです
若い頃 舒明天皇を訪ねて
忍坂にある舒明天皇陵に
参拝したことがあります
山の中に入った 静かなところに
その御陵 ( みささぎ ) はありました
僕は 頭を深くさげて参拝したのち
舒明天皇に思いを馳せた
激動の飛鳥時代の中でも
目立たずひっそりと存在している天皇は
静かに 穏やかに
そして沈黙の中で 僕を迎え入れてくださった
そして はるか彼方の万葉の時代に
思いを馳せた
沈黙の中を生きていた方を観じていたかったのです
時は経ち
後ろ髪を引かれる思いで御陵を後にした
そのことが
つい 昨日のことのように思えます
すこし前から パスタが食べたくなって ・・・・
今日のお昼に作ってみた
ナスとベーコンのポモドーロ
まぁ 定番ですな
ソースは 作るのがめんどくさいので
アンナマンマのトマトとバジルのソース
それに オリーブオイルでナスを焼いて
ベーコンを入れる
そして トマトソースを入れて
少し 煮込む
麺は アルデンテより少し柔らかめになってしまった
味は それなりにという感じでした
本日 休日出勤 ・・・・
午前だけの仕事でした
それで 帰る途中でモスによって お昼にした
いつもは 近くのホームセンターにある
モスで食べるけど
モス 最近味が落ちたかなぁ~
と いう感じを持っていた
でも ここのハンバーガーは
パンが美味しかった
ふっくらとして トマトソースとの絡みがいい
口に入れた感覚が
ふっくらとしたパンが最初にきて
トマトソースの味がくる
そして ハンバーグの食感と味が絡んできて
それが きちんと口の中に伝わってくる
店によって こんなに味がちがうのかな~
ところで モスバーガーを食べるとき
あの タマネギが美味しいトマトソース
口のまわりについたり
最後に 包んでいる紙の底にあるやつを食べると
鼻の頭についたりしない
けっこう 食べ方に気を使うよね
それでね
今日 食べていたら 斜め向かいに座っていた
僕と同じくらい お歳をめされた お姉様
スープに付いてきたスプーンですくって
美味しそうに食べていた
なるほど~
わたしも今度から そうしょっと~
と 思った 私でした
本日 食事を作る気がしないのと
米が残り少なくなってきたので買わないといけないのとで
外食にした
そのあと 甘いものが欲しくなったので
このあと買い物すると 19000歩くらいになるから
まぁ 食べてもいいかぁ~
と いうことで
クリームみつまめ を食べました
おいしかったです
家に帰ったら
なぜか ショパンのノクターンが聴きたくなった
と いうことで
僕の好きな op27 no.1 を ど~ぞ
本日 午前中は公園を歩く
最近 慣れてきたのか
トコトコと軽く歩けるようになったし
途中でヘタることもなくなってきた
午後からは 公園で太鼓を叩く
16分音符で叩くのが
どうしても まばらな音になる
正確に音のツブをそろえて叩くのが難しい
自分では 正しく叩いているつもりだけど
自分の都合のいいように叩いてしまう
まず 正確に叩けること
ツブをそろえて叩けること
これが 自分のグルーブを作る
基礎 と思うけど
自分で自分を矯めていくのは
けっこう 難しい
おでん が食べたくなって作ってみた
お昼ご飯が終わってから
ダシをとって 大根を切って ・・・・
大根やらコンニャクを下茹でして
しばらく煮込んで
それでもって ゆでたまごを作って ・・・・
味噌おでん でいただきました
大根は味が染み込んでいて おいしかった ~
人がイイと言っても 自分がイイと思わなかったら
いつも 静かに その場を離れて
自分の道を歩いてきた
おかげで
こんな偏屈オヤジになってしまった
でも ・・・・
決して 後悔していないし
たとえ 独りになっても そうするだろうな