世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

飛鳥仏

2014-09-13 | ひとりごと








大好きな 夢違観音様

岡崎で拝観できると聞いて 逢いに行ってきた

約30年ぶりだろうか
久しぶりにお逢いした観音様は やはり美しく
愛に満ちあふれ
そして 人間らしかった

そのほかに 飛鳥仏が展示してあった
どれも すばらしかった







でも まぁ

このフォトにも 平和への祈り と書いてあるけど
僕には その言葉が白々しく思える

この時代は この国が
より高次な国家になるためにイノベーションをした時代だから
日々 自らを変えていく 戦いの時だった

仏教と大陸の文化がこの国に入ってきて
それまでの国の在り方が根本から変わっていったし
権力闘争が絶えなかった時期でもあるのです

でも その中で
泥沼に咲く きれいな蓮の花のように
花咲いたのが 飛鳥美術です

だから

飛鳥美術の美しさから
平和という言葉をひっぱりだして
それで その上にあぐらをかいてしまっている
気持ち悪い言葉だなぁと思ってしまう








それは そうと
美術館に着いてから コーヒーが飲みたくなった

それで

レストランに入ったときに
娘が お腹がすいている と のたまった

レストランのランチの時間まで
30分ほどあったので コーヒーを飲んでゆっくりとした


ランチの前菜は 上のフォト

皿の上の方にあるピンクっぽいものは
ミョウガです

下に 雪花菜 (オカラ) がひいてあって
八丁味噌がぽちっとついている

雪花菜と八丁味噌のハーモニィが
新鮮でおいしかったです


久しぶりの遠出で楽しかったですよ


月が綺麗ですね ・・・・

2014-09-07 | ひとりごと








綺麗な月夜に ゆっくり歩きながら
月の光浴びて さりげなく

「 月が綺麗ですね 」 って 言ってみたいものだ












たまねぎとおじゃがの おみそ汁

2014-09-01 | ひとりごと








なんてことはない

たまねぎとジャガイモの おみそ汁

炊きたてのごはんに このおみそ汁が食べたくて
作ってみた

それだけの話だけど ・・・・







妻が亡くなる直前とその後に解ったことがある

幸せっていうのは 当たり前の中にある

だから

幸せの状態の中では
幸せを感じることは けっこう難しい

妻が入院して あれやこれやという生活をしていた頃

マーケットで夕飯の買い物をしていた時に
若い夫婦が なにやら言い合いをしていた
お互いに なにか不満の様子

それは 僕たちが若い頃の
夫婦の光景でもあった

なにか 満たされていなかった あの頃

でも

妻がいて
子供がいて
共に 暮らしている家庭があって

とても 幸せな日々だった ・・・・

もう そんな日々は もどってこないけどね


でも

当たり前の日々は 今でも続いている
まだ 家族もいるし
人の中で 社会の中で 生きている

いろんなものを 与えられている


ごく普通の おみそ汁 を作って
我ながら おいしいみそ汁だと思って
娘とふたりで夕食を食べることができる
当たり前の幸せ

そんなことを 思ってみる