世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

マーラーの5番

2012-07-30 | これがスキ!









つらつらと書いてみようかな

前の 「満ち潮 」 は 妻が亡くなった前後に書いたもの
先日 久しぶりに その時書いたものを読んでみた

切実で ひたむきで 哀しくて ・・・・

なんとか
これからの人生の血路を拓こうと
懸命に書いたんだなぁ~
って 他人事のように思ってしまった

もう そんなふうに想うところまで
流れてきたんだね


それはそうと
さっき ケーブルテレビで 「 それが答えだ 」
っていう番組やっていた

マーラーの5番のアダージェットが流れてきて
やっぱり いいなぁ って聴き入ってしまった

この曲はね
神様が 人に与えた愛という名の音楽
だと 僕は思っている

いちばんスキな曲だな




Mahler - Sinfonia nr. 5 - Adagietto





満ち潮

2012-07-24 | ふぉと








満ち潮

引いていった潮が満ちてくるように
やがて幸せも満ちてくる

幸せが満ちてくるようにするには
愛を与えることだ

どんな逆境のなかにいようと
他の人に愛を与えることは出来る

愛を与えれば 幸福がひとつ増える
そうしたら 不幸がひとつ減る
地球がそれだけ幸福な星になる

そして

潮が満ちてくる

愛が満ちてくる

幸せが満ちてくる



日曜日の夜

2012-07-22 | ひとりごと









日曜日の夜
なんか 書こうかなと思って
思いつかないまま 書こうとしている

あっ 上のフォトはアラビックな楽器ね

かと言って最近はアラビックな音楽の話がほとんどで
今日も書こうとは思わないし

前のように 自分の想いや思いを
文字にして表現したい気持ちも薄れてきたし
さみしさとか生活のキツさも苦にならなくなってきた

だから こころの中のことも
あまり 書く気がしない


そうそう


さっき 洗濯をしていたら
娘が風呂に入っていて
「 い~ち に~ぃ さぁ~ん 」
なんて 数えてた

もう 21歳なのに・・・・

小さいとき
「 じゅう 数えるまで 風呂を出てはいけません 」
なんて 言われたことを思い出した

僕は 娘にいった憶えがない

すると 母親から言われたのか?

知的障害ゆえに
亡くなった母親の躾をずっと守っている

まぁ それもイイかもしれない


しかし ちょっとおかしくて ほんわかとしてしまった





Lamma bada yatathanna

2012-07-21 | ひとりごと








 

Lamma bada yatathanna

この曲をやりたいためにウードを始めた
ウードを弾きながら歌えたらイイのになぁ~

... ということで 練習中

歌詞がね アラビア語なんだろうけど
アルファベットで書いてある
まぁ アラビア語で書かれても読めないからね

でも  アラビア語の発音をアルファベットで表現して
それを 発音して歌うってヘンでないかぃ

なんて  ふと思ってしまった

それなら  アルファベットを飛ばして ヒアリングで
ひらがな表現の方がいいのではないかなぁ

という  結論に達した

「 らむばぁ~ぁ~ぁ~だ やた ざんなぁ 」

なんていう感じ

どうでぃ~ 自分の耳がすべてよぉ~





Lamma bada yatathanna




While my guitar gently weeps

2012-07-17 | While my guitar gently weeps









僕が高校の頃 父が買ったギター
茶木のW-6

このギターを美人館 っていう楽器屋さんから買った
それが 音の神さまと出会った時だった

ここのおじさん  一宮っていう街の小さな楽器屋だけど
音に関しては  絶対に妥協しない人だった

ギブソンとかマーチンとかフェンダーのギターでも
自分が弾いて音が気に入らないと返してしまう
ギブソン マーチン フェンダーのギターが返品されるのは
ここの楽器屋さんだけ

とある  タカ○ネというメーカーのセールスマンが
「 うちは コンピューターで設計して作っているから
 全部同じ音をしてます 」
なんて言ったらしい
おじさん
「 オマエ もううちに来るなっ! 」
って  追い返したそうだ

僕は このおじさんに音というものを教えてもらった

そして  僕は
ギターってギターになっても木の妖精は
ギターの中で生きていて音を出すんだ
ということが解った

だから  丁寧に作られたギターはイイ音がする


このギター  京都にある茶木というメーカーで
チェロとかコントラバスなんかを作っていたらしい
それが  創業者の趣味でギターを作り始めた
趣味だから  採算は度外視
サイドとバックは ハカランダという材でできている

音は こしがあって前に出るが響きはキレイで

ちょっと くすんだようなギブソン系の音
メーカーに このギターのスペックを聞いたら
材のことも教えてくれたけど
今 このグレードのギターを作ると200万かかるそうだ

えっと・・・・ たしか8万で買った覚えがある


おじさん  4、5年前に脳梗塞を患って
思うように動けなくなってしまったし
昔の才気もなくなって  ボーっとしている状態だった

でも  そのあとを継いでいる娘さんが
「 こんな音のするギター  売っていいのだろうか? 」
って  客を前にして迷っていると
ボーっとしているおじさんは突然
「 そのギター  イイ音せんな・・・・ 」
なんて 言ったそうだ

それで  娘さんの気持ちが決まって
そのギターは 売らなかったそうだ

僕にとっては  おじさんは楽器の、音の、神さまだった

そのおじさんも先日  天に帰られた
と聞いた

最後は 不自由な肉体の中にいても
店を継いでいる娘さんのことが心配で帰られなかったのだろう

ひとつの時代が終わった
僕も  そのときの中
40年という時を過ごしてきた

ちょっと さみしいけどね

ストラトのフロントピックアップでトーンを抑えて弾いたとき
「 このストラト  泣くね~ 」 といったときの
おじさんのうれしそうな顔を忘れないよ

イイ音を  本当にありがとう   



モハメド・エル・アラビー

2012-07-08 | ひとりごと










いい音がする楽器は どうも弱い

と いっても
この太鼓のよさが分かるのには時間がかかった

自分がヘタすぎて キレイな音が出せなかったし
 叩き方も小手先で叩いていたから ・・・・


まず あいさつ代わりに思いっきり叩いてみた

余裕で鳴ってしまう
響きもキレイ
楽器全体が鳴ってくれるけど
どんな音でも 引き締まったカチッとした音がでる

だから こちらの叩く音がはっきりと聞こえる

したがって

こちらのヘタさが よく分かってしまう

だから

あいさつ代わりに思いっきり叩いて調教するつもりが
こちらが調教されている次第なのだ





Speed Caravan au Womex 2008