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<あらすじ>
名匠・山田洋次監督が「男はつらいよ」シリーズ終了から約20年ぶりに手がけた喜劇。山田監督の「東京家族」で一家を演じた橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優ら8人のキャストが再結集して現代に生きる新たな一家に扮し、熟年夫婦の離婚騒動をめぐって織り成される人間模様を描く。結婚50年を目前に控えた平田夫妻。夫はもうすぐ誕生日を迎える妻にプレゼントを贈ろうと欲しいものを尋ねるが、その答えはなんと「離婚届」だった。突如として持ち上がった離婚話に、彼らの子どもたちは大慌て。すぐに家族会議が開かれることになるが、それぞれが抱えてきた不満が噴出してしまう。
一緒に観に行く約束をしたのに、かのお方のドタキャンによりおひとりさまで映画館に行ってきました。
夫婦連れが多かったのですが、わたしはひとりで観てよかったような・・・(*^^*)
寅さんの時と同じで”ふふふ・・・”と笑えるようなところや
”うん うん”と妻の言葉にうなずけるところもあって、まぁこれも年を重ねたからこそ
わかるところが多かったのかも・・・
幸いなことに我が家のかのお方は映画の夫とはだいぶ違っているので、
”お互いさま”という気持ちががだいぶ占めております。
それもかのお方のほうが占めているほうが多いのかも・・・
お盆に家族が集まった時に、
金婚式を終えた今はもう亡くなった姑が”おじいちゃんと離婚しようと思っている”
と 話したことがあったけれどあのときのみんなは一笑にしてスルーしたけれど・・・
ちゃんと話を聞いてあげてたらよかったなぁ~・・・とあの時から時々思うことがあります。
なんとなく思っていた結末で良かったような気がします。
わかるだろう・・・わかっているだろう・・・わざわざ言わなくても・・・ではなくて
言葉や態度でしっかりと気持ちを伝えるようにしないとね。
それがなかなか出来ない年代なのです。(^^;
年を重ねた夫婦にはそれが大事なのかも・・・と思わせてくれた映画でした。
家族っていいなぁ~・・・