再びローマに入ったのは、とっぷりと日が暮れてからでした。
ローマの遺跡はあちこちでライトアップされていて、
それが街の風景となっており遺跡の中に街があるということを、改めて感じたたものでした。
夕食はローマにあるレストラン・・・ということでした。
きれいなおねぇさんが、飲み物の注文をとりにきました。
イタリアの女性はスタイルが良くて、きれいな人が多いなぁ~・・・
小さなデカンタの赤ワインを娘っこと二人でいただくことにしました。
向かいに座った母と娘さんはしろワインでした。
始めに運ばれてきたもの(ラザニア?忘れた!)を食べ終わって・・・
お皿をさげにきたおねぇちゃんとで事件が起こりました。
なぜか・・・お皿はさげるけれども、ナイフとフォークは持っていろ、ということらしいのです。
使ったフォークとナイフ・・・置いておくお皿はさげられてしまったし・・・
お隣のお皿とフォークナイフはきれいにさげられて、
新しいのまで持ってきてくれております。
おばちゃん二人と、娘っこ二人は抗議したのですがあえなく却下され・・・
おねぇちゃんはお皿だけを持って、いっちゃいました。
おさまらないおばちゃんは、じゃこうして置きましょ!ってナプキンの上に置きました。
なんとなぁ~く気になる秋田のおばちゃんは・・・
ヒマそうに、ウロウロしていたウエターのおにいちゃんをつかまえて
テーブルの上に置かれたナイフとフォークを指差して、”チェンジ”を連発しました。
なんのことかよくわからないおにいちゃんでしたが、
あまりのしつこさにやっと理解してくれたのか、新しいフォークとナイフを持ってきてくれました。(=^0^=)v
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6c/8e4fed30baf5ea6943e1821bbf09e6ab.jpg)
ナイフとフォークを並べてくれたおにいちゃんに
娘っこが”グラッツィエ”と言ったら
娘っこに気がついたみたいで
まぁ~まぁ~ あの手この手で
娘っこに迫ります。
mamanはそれがおかしくておかしくて(*^^*)
そしておにいちゃんは
自己紹介まで始めちゃいました。
mamanは・・・
わたしが娘っこのマンマよ!ダメよ!
とにらむ振りをしたら
マンマのご機嫌とりをしてくれました。
食事そっちのけで、笑っておりました。
娘っこの写真を撮ろうとしたら
ちゃっかりと
隣に来て肩まで組んで顔までよせて・・・お奉行さまがみたら倒れるかも・・・
お父さんがブラジル人とかで、サンバまで踊って見せてくれました。(*´▽`*)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/0a/27ea63ab45cefa1cd36b68ea30440a1f.jpg)
お肉が食べれない人には
代わりのものとして
海老のソテーがつきました。
それを見ていた周りの人が、
これからは、お肉が食べれないことにしよう・・・と
さっぱりとしているように見えるけれど
やっぱり これも甘いケーキでした。
お店の入り口に並べられた果物・・・オレンジがおいしそ・・・
食事が終わって店を出ようとした時に、
さっきのおにいちゃんが、ケースの中からちいさなキンカンみたいな果物をとって
娘っこの手に渡しました。
それを見ていたmamanは・・・
”わたしはオレンジがいいなぁ~”と指差しながら言ったのですが
おにいちゃんには聞こえなったみたいでして・・・
お店を出るときにおにいちゃんが”マンマ”といいながら側に来て、
こっそりと渡してくれたのが、娘っこと同じ果物でした。
さすが イタリア男は女の扱いがうまい!
一期一会の出会いとはいえ、mamanは感心させられました。
あぁ~・・・若いときに、せめて結婚する前にイタリアに来たかったものです。(*^^*)
でも 娘っこをもったmamanとして楽しい思いをさせていただきました。
”グラツィエ” です。おにいちゃん!
娘っこに聞きました。
”あんな イタリア男性が夫だったら毎日が楽しいわよね”
”そうかもね・・・でも 暮らしていけなさそうね・・・”
mamanだったら、イタリアでなら暮らしてけそうなんだけれどな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
・・・とは言いませんでした。
”なら mamanが一緒に暮らしたら?”と言われるに決まっておりますもの
それも いいかもなぁ~・・・
こうして ローマの日はどっぷり・・・どっぷり・・・と暮れたのでした・・・