而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

またまた奈良へ…吉野そのいち

2012-06-30 | 京都奈良熊野へ
早起きをして、それでもしっかりと朝の腹ごしらえをして吉野へ…
体力があるうちにいくべぇ…ということになり近鉄を乗り継いでのりついで向かいました。
通勤通学列車に乗りましたが、
だんだんと乗客が少なくなって飛鳥で校外学習らしき女子高生の一団がずぅ~んと降りたら・・・
車内がずぅ~んと静かになって、車窓からは見る景色は右を見ても左をみても山の中を走っているようです。



吉野駅で降りてケーブルに乗るために駅の近くにあるケーブル乗り場へ・・・




乗客は私たちのほかには、熟年夫婦らしきひとたちが一組だけです。
ケーブルを降りて、両脇にお店がある狭い道をひたすらひたすら登ります。



やっと着いた!と思ったら山門で階段があります。ということはこの階段を登らないと・・・
登りました。着きました。鳥の声だけが聞こえる境内です。



初めての吉野でのはじめてのお寺です。ゆっくりとじっくりとお参りができました。
仏さまへの供物をどうぞとかかれていたので、オレンジとグレープフルーツをいただいてきました。
この日はとても暑かったので、このフルーツに助けられました。

次にむかったのは”一目千金”と言われた景色がみれる吉水神社です。



ここも 下って登って着きました。



こんな小さな神社に豊臣秀吉がここを本陣として花見の宴を催し
数日間滞在し歌の会、お茶の会、能の会を開いて豪遊されたとか・・・



桜のころにはそれはそれはすばらしい景色だったことと・・・

義経と静御前が最後に最後の別れとなった「義経潜居の間」と「弁慶思案の間」



「後醍醐天皇玉座」は秀吉が花見の際に修理したものとか・・・



京へもどることを願いながらこの地で最後をむかえた後醍醐天皇へ思いが馳せました。



たくさんの所蔵品の中には、義経が着用した鎧がありました。
なんと小柄でしまった身体だったのでしょう・・・と思える鎧でした。

ここから歩いてもっと上を目指すのは大変!ってことでバスで上を目指すことにしたのですが
バスが来ない・・・というよりバスがくるまで時間がたんとあるぅ~ どうしようかなぁ~
とバス停でうろうろしていたら、マイクロバスが止まり運転手さんが”何処までいくの?”
”一番上の金峰神社まで・・・”
”竹林寺までなら行くから乗ったら・・・”と言われ喜んで乗りました。
奈良の人はやさしぃ~!ってことで乗せてもらいました。
そしたら巡回バスのようで降り際に料金を払いました。
運転手さんが親切であれこれと教えてくれて、ここからは一時間に一本だけのバスが来るのでそれに乗るように、そしてそれまで時間があるので竹林院のお庭を見たらいいですよ・・・と勧めてくれました。

それでは・・・お勧めにしたがって竹林寺へ・・・



すばらしいお庭でした。
群芳園は千利休が作庭し、細川幽斎が改修したお庭です。
吉野が一望できる高台からみる吉野は色々な緑に染まっておりました。

バス停に座ってバスを待っているとバス停を通り過ぎる人が”こんにちわ”と声をかけてくれます。
奈良はいいひとがいいぱぃだなぁ~ と感じいっておりました。
竹林寺前のバス停からは金峰神社まで15分くらいかけてマイクロバスに乗って行きます。
バスは裏道を通ってうっそうとした森の中を通って金峰神社へ向かいます。
乗客は家族連れの3人とおじさんの二人組とわたしたちの7人でした。












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またまた奈良へ・・・そのいち

2012-06-29 | 京都奈良熊野へ
ほぼ満員の新幹線こだまに乗って京都に着きました。
京都から奈良へ向かいます。
品川駅で大人の休日カードを駅員さんに見せて”このカードは京都や奈良の駅でも使えますか?”と聞いたら
”はい! 使えますよ。”といわれたのですが・・・京都駅に着いて思いました。
使えるって言われたけれどあやしいよね。ここは東日本でないし・・・
おそるおそる改札でタッチしたら、バタン!ととおせんぼされてしまいました。
心の準備があったので、やっぱりなぁ~ ってことで切符を買いました。
奈良に着いて前回時間の都合で行けなかった元興寺へ・・・



元興寺はたくさんの花の中にありました。



餓鬼も・・・



かえる石・・・




この日にたずねるのは、元興寺だけと決めていたのでぶらぶらとならまちを散歩することにしました。

     


     あちこちのお店の軒先に吊るされておりました。



格子の家もあります。
ならまちは・・・ふらっと立ち寄ってみたいお店がたくさんあります。
狭い小路をあちこちへ・・・猿沢の池にはたくさんの人が涼んでおりました。
わたしたちも池のそばのベンチに腰をかけて、興福寺の五重の塔を眺めておりました。
池には前回着たときのように、亀がプカリプカリと浮かんでおりました。
もう少し早くに奈良に着いていたら、今西家書院の庭を散歩して抹茶をいただきたかったなぁ~・・・
天気予報では次の日の天気はイマイチのようなので、
明日のことは明日の朝の天気をみてからにしましょ!ってことで夕食にはまた来れた奈良に  となりました。

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旅が終わったけれど…

2012-06-26 | 京都奈良熊野へ
あっというまの数日でした。
6月19日に薬師寺で写経を納経したとの知らせの葉書が届いておりました。
薬師寺が続く限り堂塔経蔵に永代にご回向させて戴きます。
結縁者番号まで書かれてありました。
1300年も続いている薬師寺です。
わたしが書いた写経が何年も残されるのかと思うと、果てしもない未来へ思いが馳せます。
どうぞ これからの未来がもっともっとよいものであることを願います。
納経が3巻になると「納経集印帳」がいただけるとか・・・
あとひとつはこちらの薬師寺東京別院で写経をしようかと・・・

きょうの東京はとってもいいお天気で、窓を開けているといい風が入ってきます。
奈良のホテルから送った荷物が届いたので、ぴったしの洗濯日和となりました。

日程と宿だけを決めて、あとは当日のお天気と気分しだいで行き先を決めました。
当然のことながらケチケチ旅行なので、ネットを駆使しました。
宿はウイクリーマンションと安いと言われているゲストハウス、そして旅行者用のホテル。
交通費やあれこれなど電卓をはじいてはじいて・・・やっと決めました。
簡単な朝食がつくということとすぐ前が駅ということで駅前のホテルにきめました。
朝食をしっかり食べたら少しくらい昼食の時間が遅れてもかまわないし・・・
東京から奈良への格安切符がとれましたが、帰りの切符が取れませんでした。
普通料金で東京に戻ってくるか、あくまでも格安料金で戻ってくるか思案のしどころでしたが
普通料金で戻ってくることを思えば、もう二泊出来る!
・・・すると春日神社で土日に行われる朝の散策に参加できる!
・・・ってことですんなりと延泊が決定し、月曜日とあって切符もすんなりととれました。
気持ち的にとっても贅沢な旅となりました。

写経をすることと、宿坊に泊まることそして法隆寺へも・・・
中宮寺の世界の三つの微笑像のひとつといわれている如意輪観世菩薩に会うこと。
そして室生寺・・・春日大社の旬際に参加すること・・・
まるで仏さまがそうしてくれたかのように、
仏さまと向かい合うときには、何処へ行ってもわたしたちのほかにはほとんど人がいなくて、
じっくりとゆっくりと仏さまと向き合うことが出来ました。
今にして思うと、とても不思議な空間と時間でした。
御朱印をお願いすると”どちらからおいでですか?”と聞かれることが多く
”秋田からです”とお話すると”それはそれは遠いところをおいでくださいました”とかえしてくれます。
奈良のひとはとっても親切です。
秋田から来たと知ると・・・思いもかけないお話やプレゼントをしてくださいました。
これも御縁なのでしょうね・・・ありがたいことでした。
平城京跡や秋篠寺海龍王時古墳や天皇陵など今回は行くことが出来なかったところは
いつかの奈良旅へ残しておくことにします。

前回の旅行記も中断したままですが、記憶の途絶えないうちに記しておきたいと思っております。
神社も寺も、どこへ行っても東日本大震災の供養と復興が祈られておりました。
なにかしたいのですが、今のわたしに出来ることは毎日お祈りすることです。・・・とおっしゃっていた神主さんの言葉が印象的でした。
奈良への旅は終わりましたが、人生のたびはこれからも続きます。たぶん・・・緩やかな坂道でありまうように・・・

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旅がおわりつつあります。

2012-06-25 | 京都奈良熊野へ
奈良への旅が終わります。
今朝は、春日大社のちょうはいに参加させていただきました。
ちょうはいが終わったあと、おもいがけず神社のことや神道のこと丁寧に教えていただき、改めて自分は日本で育った日本人だなぁと感じました。新幹線までの時間を、薬師寺で過ごすことにして…
写経をすることにしました。写経場には先日のお坊さんがいらして何故かほっといたしました。
写経が終わり、帰り際に丁寧に挨拶をしていただき、また機会があれば写経を薬師寺で…とおもいます。
参拝者がぱったりと途絶えて、時が止まったかのような静かな中で月光菩薩をながめておりました。
奈良での最後の時間を過ごすには、ありがたいほどの場所でした。
今回は前日以上に、奈良の人たちの暖かさや、優しさにふれることが出来ました。感謝でいっぱいであります。
仏さまのお顔は奈良の仏さまが大好きです。
ゆっくりと話してくれて、親切な奈良の人がもっと好きになりました。
また訪ねたい奈良です。
おかげさまでいい旅が出来ました。
ありがたいことです。
また 来れますように…これからはもっともっと精進しなくちゃ!
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朝の…

2012-06-24 | 京都奈良熊野へ
春日大社にて、神主さんが境内を説明してくださるというので参加しました。朝6時30分一の鳥居に集合です。
お話の上手な神主さんで、楽しい説明会は本殿前で終わりましたが…
続きがあって希望者には、大社の本殿すぐ近くのあれこれを説明までしていただきました。
朝のすがすがしい中をお参りできました。ありがたいことです。
これから…
春日大社本殿前からバスに乗って…
法隆寺へ向かいます。
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たわらやうどん

2012-06-23 | 京都奈良熊野へ
北野天満宮近くにあるうどんやさんへ…
ふっとい一本うどんが二本入っておりました。しょうがをつけていただきます。
京の料理はおだしがおいしいなぁ~
京のお寺と神社では、それぞれに献血をしてきました。
かゆ~~い~
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今夜は…

2012-06-22 | 京都奈良熊野へ
こちらの宿坊にお世話になります。
明朝 修業に参加させていただくので早寝となります。m(__)m
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台風が去って…

2012-06-22 | 京都奈良熊野へ
夕べの台風の影響で列車が遅れたり、運休するなか京都に着きました。
台風が去った後の京都は青空でとにかく暑い!
修学旅行生に混じって、ぶらぶらと神仏参りをしております。
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初めての…

2012-06-21 | 京都奈良熊野へ
春日大社へ雨が強く降り出した中、向かいました。
きょうは21日。春日大社にて、旬祭が行われます。せっかく奈良にいるから…と感謝共生の館へ雨足が強くなりだしたなか、奈良公園を横にみて歩きました。
感謝と共生の館から本殿に移り旬祭に参加させていただきました。幸いにもきょうは雨でしたので、目の前で行われる神事をしっかりと見ることができ、神員さんの手の美しさに惚れ惚れしていまいました。(^-^;
雅楽もすぐ側で聞けたし、神さまはいろいろな種類の食べ物を食べるんですね。それに食べるのが早い!神拝詞を初めて読みました。ちょっとちんぷんかんぷん…でした。
感謝と共生の館にもどり、講話のあとに神米粥をいただきました。古代米に小豆が入ったお粥がとても美味しかった(o^~^o)
これからどうしょうかなぁ…ともっと降り出し雨をみながら思案をしていると、修学旅行生が傘をさして通り過ぎて行きました。
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きょうも…

2012-06-20 | 京都奈良熊野へ
修業のいちにちとなりました。
日本で二番目に建てられ、日本で一番小さな五重塔です。
720段の石段を登りました。
お坊さんのお勤めに遭遇することができ、鬱蒼とした森の中読経を聞くことができました。
ありがたいことです。
杖を頼りに登りました。
明日は足腰が心配です。
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