出来ないのは
やらないから
しない理由を探していないか。
結果を求めず、考え過ぎず、
まずは一歩を踏み出そう。
その通りですね・・・
さて、駆け足編その6です。
10年前の今日・・・PTA談義過去編第357弾へ
090520 PTA進化論・・・・その①(川端裕人さん書)について・・・・私の思い!?
2009-05-20 06:52:34 | PTA進化論シリーズ
かげぐちを
いわれることを
知りながら
ほめられればすぐ
のぼせる
わたし
みつを
・・・とあります・・・自分を見ている様で?・・・自分の事を言われている様で(笑)
豚もおだてりゃ・・・・って本当に木に上るのでしょうか??(大爆)
さて・・・地元群馬の方は、以前上毛新聞で『PTA進化論』と言う記事が一時期連載
されて事を覚えていらっしゃいますか?
こちらにお見えの方は、全国?からおこしでしょうから(他の地方でも特集があった!?)
著者の方が、川端 裕人さん・・・・ブログはこちらです。ひょんなことから当時の原稿が手に入りました。・・・・
御本人様に掲載の許可(並びに私のコメントも(笑))を戴きましたので改めて掲載させて
戴きます。・・・・全部で14回シリーズです。
今日はその①・・・・
PTA進化論① 2008.12.23 中国新聞など
PTAは名前は有名なのに実質が見えないといわれる。
外からでは活動内容がわからないし、中に入っても、毎年申し送られる種々の行事、事業に忙殺され、全体像はなかなかつかめない。
誰にとっても謎多き団体だ。
ぼくは自分自身の実体験や取材を通して、今のPTAが大きな問題を抱えていると感じている。
日本全国で1000万人以上が活動に携わっており、常に会員は入れ替わるため、関係者・経験者の数は膨大だ。
もしそのありように問題があるなら、PTAだけではなく、われわれの社会全体の問題ととらえた方がいい。
目下、多くのPTAが直面している課題は役員選びの困難、事業のマンネリ化、会員の参画意識の低下・・・などなど。
これらはPTAの連合体、日本PTA全国協議会が2007年の全国大会で話題にしたもので、ぼくの認識とも合う。
役員決めの苦労を例にとれば、誰もが下を向き黙り込む「無言地獄」や、気の弱いお母さんを「陥れて」役員にしてしまうことは目に余る。
保護者、特に母親は悲鳴を上げている。
ただ、最大の問題は別のところにある。
思考実験してみよう。
あるボランティア団体がマンネリ化し、会員の意識も低く、役員のなり手もいなかったとする。
その団体はたぶん「解散」も視野に入れて検討するだろう。
ところがPTAではそれができない。
本来の任意の組織ではなく、存続させること自体が義務と化す。
意欲ある者が改革を志してもマイナーチェンジが関の山。
多くの会員が悩ましく感じ、時に悲鳴を上げながらもPTAは変わらない。
属する共同体に「何も言えない」「従うのが身のため」といったあきらめを刷り込まれた市民を、まさにPTAが量産しているのではないかとすら思う。
そうならないためには何が必要か。
保護者と教師の共同体として正常に機能し、子どもの豊かな育ちと学びに貢献するにはどうすればいいのか。
手だてを考えたい。
(川端 裕人)
当時・・・この記事が土曜日の紙面にいきなり登場して喧々諤々となりました。(笑)
まぁ、石を投げた川端さんの思惑通り?だったのでしょうか??・・・
私は、この意見と闘うのではなく自身のおかれている現状や経験の話をしていきたいです。
役員と言う部分・・・
PTA活動の中枢の企画運営を行う本部役員(暗黙2年)・・・・
それと・・各学年から選出される学年役員(任期は1年)の2種類の役員さんがいます。
厳密にいえば地区委員と言う朝の旗振りや地域の転出入を管理する(任期は1年)役員も
ただ、この地区委員は、地区内で例年5年生の保護者から選出をするので選出過程には、
実は本部役員は、ノータッチなんです。
逆に言えば・・・この地区委員には、過去の経験(役員)は一切関係ない!?
なので本部役員経験者も数名、今年度も入っていますね・・・なので余計スムース!?(笑)
ここは、一つのポイントです。
新本部役員の選出、新学年役員の選出(学年によってかなりの差異があるが)は難航?
でも、地区委員は、問題がないわけではありませんが上記に比べるとスムースに(笑)
その秘密は、5学年の保護者が結果的に多いんですが・・・分母が大きいという点
そして本部役員や学年役員経験者もその対象になるという点・・・
つまり、ボランティア意識のある方々がその分母の中に存在しているという事・・・
逆のケースも役員経験によりボランティア意識に目覚めた?向上した方も多々??
現実・・・地区委員15名・・・本部役員経験者2名・・・委員長部長経験者多々
私が名前を見てほとんどの方が顔が浮かんでくる(活動も)・・・
そんな方が15名もいるんですよ・・・・
このメンツで本部役員を構成したら・・・凄い最強の本部役員会議になりそう!?(笑)
かなり会長がしっかりしないと・・・イケないくらいね(大爆)
実は、私の学校では・・・正確にいえばPTAでは・・・ですね。
役員と言う部分・・・
6年間の中で原則1回は役員をやっていただくことになりますって注釈があった
これは一児童につき1回と言う意味で・・・お子様が2人なら2回・・・・と言う具合
ただし・・・上記のとおり本部役員は暗黙2年(任期が1年で再任を妨げない)
ただ2年任期は、実務として1年目は経験、2年目は引き継ぎ・指導と言う形で・・・
女性陣の中ではいい形でのバトンタッチができています。(男性陣は、無期限?(笑))
本部役員を一度行うと・・・・お子様はお二人の場合は、二人分のカウントになった
本年度からは、一度本部役員を経験するとお子様の人数に限らず以後の役員免除に!
今後どういう展開になって行くのか???・・・これは結果として表れてきますね
学年役員・・・・以前は72名・・・×6学年=432名・・・わが校は480名
本部役員を抜くと確かに6学年の中で一度は役員経験・・・みんななるんだって(笑)
このみんながポイントなんです…
するとどういう事態が生じるのか???
早いうちに学年役員をやってしまった方がいい・・・と言う心理!?
学年毎の学校との事業の連携により若干の差異はありますが・・・
PTA事業自体は、全学年協働型なので・・・学年による作業量の差はあまりない!?
でも・・・低学年は凄い人気!?
傍から見ると・・・・低学年の状況は・・・ボランティア意識の人の塊なのかなって(笑)
沢山の人から手が挙がって・・・毎年定数オーバー・・・ふるい落とす選考がそこに必要!?
その手法は、毎年時の委員長さんのカラーで選考を行っている様です。
実際問題・・・
手を挙げて学年役員を引き受けるパワーを持っているわけですから参加率も意識も◎
自然と楽しくもなるし・・・いわゆる“幸せのサイクル”に入って行く(笑)
もちろん、新入学で早く学校になじみたいという保護者の意識・・・これも強い!?
480名の児童・・・世帯はもっと少なくなり・・・
保護者の中でも・・・・
元々ボランティア意識のある保護者・・・・
役員を受けて・・・ボランティア意識に芽生える保護者・・・・
役員は受けた・・・役割と言う部分に終始して・・終わってホッとしている保護者
役員は受けない・・受けたくない・・・あわよくばこのまま6年間(笑)
この中で・・・・・役員になった・・・まぁ仕方ない1年だしぃ・・・で動く人
他方・・・・・・・役員になった・・・私の意思じゃない・・・一切出ません!!って
それでも・・・
出られない中で色々やりくりして要所だけでも・・・この意識
出られないので・・何か出来ることは?って・・・違う場面での模索を!する行動
わたしは・・・この部分の意識や行動は・・・・
本来のボランティア意識ではなく・・・役割に対する責任感だと思っています。
そこをボランティア意識と言う部分で語ると・・・
ボランティアなんだから・・・って違う論点で違う展開になってしまうのかなと
現実・・この役割への責任感で動いている人が多いのかなとも・・・
そこにボランティア論を持ち込むのでややこしい事に(笑)って私は思っています。
確かに・・・低学年は、立候補・・・でもそれは本来のボランティア意識とは違う!?
そこを理解していないと・・・いけないのかなと・・・
ただし・・・しつこい様ですが・・・
中にはボランティア意識が元々ある方ももちろん・・・
それ以上に・・・経験を通しての“気づき”や“意識”が芽生える・高まる方が多い?
でも・・・このPTAと言う世界で・・・
そこに到達する過程の中で…・
この川端さんがおっしゃる事態に・・・・なるケース??
役員決めに関して言えば…
原則1回・・・限られた分母から・・手を挙げた人たちが段々引かれていくわけですから
残った人たちは・・・
上記の最後のセンテンスの方・・・
でませんと言う形で・・・・出ないと言う部分・・・本当にそのまま出ない・・・
結果・・・
いい意味での学年毎の仕事量が同じ・・・・なのが今度は欠員が出ることによって
残った人たちでそのパイを分配・・・
これが・・・高学年に行くほどその傾向が強くなってくる・・・・
その結果論が・・・事実として“大変さ”として語り継がれていく??(笑)
そう言う事を踏まえての
その選考の過程での部分は・・・“大変”な状態になるという事もあるのかなと
そう言う事も踏まえて・・・
本年度は・・・残った方全員を6学年は役員に!って・・・
結果・・・皆さんからは異論もなく?決まったと・・・報告を受けています。
これは・・・いい意味での全員参加型・・・協働になった・・・話し合い?で(笑)
PTA活動・・・・
まぁこれに限らず・・・欠点やマイナス要素を挙げれば・・・きりがない・・
出来ない言い訳や・・・理由も・・・
ただ、現実は・・・・大義名分があれば!?気持ちよく動ける人も動いてくれる人も
そういうチャンスや機会は・・・・
ボランティアとはちょっと違った性質である以上・・・機会をつくる行為も必要!?
現実問題・・・私だって大義名分がなければ・・・PTA活動への関わり・・
色々考えてしまう部分もあります・・・(笑)
また、出来ないという部分を・・・出来ない=協力的でないとか・・・NGとかではなく
出来ることを・・・・・関われることを・・・
お互いに模索することも大切なのかなって思います・・・・
歩み寄りとコミュニケーション・・・
それが出来るのがPTA活動の良い部分なのかなって・・・
ボランティア意識としての出来る人が出来ることを・・・それは確かに理想論・・・
もうちょっと・・・最初のステップは・・・
役割の中での関わり・・・個々の事情の中で・・・関わりは色々な関わり方も・・・
それをお互いに認め合い・・・尊重し合って・・・
例のP(パッと)T(楽しく)A(明るく)の精神で・・・
闘うのがPTAではないと思います。・・・
協働こそが・・・PTAなのかなって・・・・思います。
長くなりましたが・・・こんな思いでPTA活動に関わっています。・・・今も(笑)