☆カツハウス☆

すべり知らず?
カツハウスです。

進化の陰に・・・

2006-07-19 01:36:45 | ☆カツ日記☆
先日、二日間に渡ってNHKで恐竜特集の番組がありました。

ただよくある恐竜番組と違うのは、同時代に生存していた我ら哺乳類の祖先に焦点を当てていたところです。

そのなかで「なるほど~」と感心したのが哺乳類の進化について。

もともと哺乳類は爬虫類から進化したものですが、ネズミほどの大きさしかなく、当然恐竜と戦っても勝ち目はない。
   ↓
恐竜が寝ている夜に活動時間を移す。
   ↓
視覚が役に立たない夜を生き抜くために必然的に聴覚が発達する。
   ↓
それにともなって聴覚の延長にある脳が発達する。
   ↓
生存率が上がる。


また、産んだ卵やふ化したばかりの子供は天敵に狙われやすい。
   ↓
胎盤が発達し、子供をある程度までお腹の中で育てることができるようになる。
   ↓
格段に生存率が上がる。

結局、上の二つから言えることは恐竜との生存競争に勝ち抜くために必然的に生まれた進化の結果なんですね。

で、この進化の早さも哺乳類の寿命の短さが影響しているんです。

体の小さい哺乳類の寿命はせいぜい数年、それに対して恐竜は長いもので約100年!

ということは例えば、寿命が2年の哺乳類と100年の恐竜を比べると、100年間で、恐竜が1世代に対して哺乳類は50世代を経ることができる。その間にどんどん進化していったってことなんです。

番組で言ってました。

「我ら哺乳類が進化できたのは恐竜がいたおかげだ」と。

言い換えるとライバルがいたおかげってことですね。

「矢吹ジョー力石徹」
「大空翼日向小次郎」
「ラオウケンシロウ」
「孫悟空ベジータ」
「シャアアムロ」
「ヤマラムモリマン」
「ケンコバショコタン」
「カツナスビ白飯マン」

進化の陰にライバルありですね。