謝罪会見

今日の亀田父子の謝罪会見について。

一番強く感じたのは父の史郎氏の態度。

表情や言葉から心から反省しているとはとても思えなかった。しゃあないからやってるみたいに僕の目には映った。

おそらく記者からいろいろ質問されているとき彼のはらわたは煮えくり返っていたにちがいない。


一方、息子の大毅選手は頭を丸めこそすれ、結局ひと言もしゃべらずわずか５分で退出した。

父から「謝る」ということを教わっていないのか、はたまた今まで作り上げてきた傍若無人のキャラクターが壊れるのが怖かったのかは分からないけれど、ひと言大きな声で謝ってほしかった。

それをすることが彼の「男」を上げることになるのは明白だが、それが分かるには彼はまだ若すぎるのだろう。なんといってもまだ弱冠１８歳なのだから。

ここで腐って終わるのか、父のもとを離れ一から這い上がるか彼の力量が問われるところ。注目していきたい。

どんなキャラになるのかも大いに楽しみではある。


それにしてもここまで亀田一家を持ち上げてきたＴＢＳの立場は厳しい。

今さら手のひらを返したように彼らを攻撃することもできないし。

この謝罪会見に関するニュースも他の民放はゲストを招いていろいろ議論していたのだがＴＢＳは実にあっさりしたもので早くこのネタを終わらせたいみたいな思いがひしひしと伝わってきた。

試合前にはまさかこんな大騒動になるとは夢にも思ってなかったに違いない。

まぁ「視聴率」をとることだけに目がくらんだ責任を少しは感じてほしいところ。


最後に、この一連の騒動で一番の恩恵を受けたのは実は「ゴキブリ」呼ばわりされた内藤選手なのかなぁって思ったりする。いろんな意味でね。