証明書とは

今日の電話は「退職金の証明書を作ってくれ」です。
コレだけを聞くと『そんなのは簡単ぢゃん』って思うよね。
でもね、まだ支払ってないし、支払うかどうかも分からない未来の退職金について証明書を作ってくれ、って言うんです。
なにかのローンで使うらしいのだけど、現在５７歳。
長期ローンだと先の見通しがないと金融機関も貸し渋る。
そこで退職金がいくら入るか？ってので必要になるんだろうけど、「今日現在で辞めたとしたら○○円です」なら事実なので作れます。
でも「６０歳で辞めたとしたらいくらになるか？」というのは未来の話。
その時点での基本給も分からないし、本当に６０歳まで働くかどうかも分からない。
そんな不確定要素だらけの事項に対して「証明書」は出せないって！
参考資料として提出することは出来るけど「○○円になります」という証明書は作れない。

「今日現在の証明書では困る」→「未来の証明は出来ません。参考資料なら出せます」→「参考資料に会社の印を押してくれ」→「それでは証明書になっちゃうからダメ」→「会社の印がないと困る」→「では現在の証明と『６０歳までの計算は、この計算式に当てはめて計算してください』という文章では？」→「ちゃんと数字で表してくれないと困る」

あーのーさー（－＿－メ）。
とにかく、未来の事項に対して「証明書」は出せないから、こっちがなんとかそれに変わる形で譲歩してんのに、とにかく証明書を出せの一点張り。
ラチがあかないから「先方（金融機関）の担当者さんと直に話をして、どういう様式が欲しいのか確認したい」とオイラが言えば「いや。年収の確認をする中で、いろんな書類を提出するんだけど、その手段の一つとして退職金の証明も必要かもしれんから・・・」

必要かも・・・・・・しれん？
ってことは必要ではないかもしれないって事！？ヽ(｀Д´)ノ
要るかいらんか分からないような書類にざんざんイチャモン付けとんのかよ！
必要になってから言ってこい！

「では必要ないかもしれないんですよね？」ってオイラが言ってるのに、全然気がついてない（怒）。
さらに「とりあえず『資料』で良いから明日の朝までに出して！あ、４部コピーして！」
どんだけせっぱ詰まってローンしてるんだよ。しかも４部って何？
どんなローンに使おうと思ってるの？（＾－＾；
こわ～～～～～。