これは、方言とはちょっと違うのですが、会話の途中にはさまれることから感動詞、感嘆詞という風な位置づけです。
ビックリしたり感心したときに「(ッ)か~!」って喉の奥のほうから音を出します。そしてその音を鼻の方に抜かないように、口腔内で若干共鳴させます。時に「が~」とにごらせるときがありますが、決して「がぁ~」ではありません。
考えてみると、標準語でも「え~」、「へ~」とか「は~」とか「ほ~」とかいいますもんね。これが、奥州市あたりの方言では、「か~」なんですね。
用例としては、
「隣のトーチャン、水沢競馬でひゃぐまんえん取ったんだど」
(お隣の旦那さん、水沢競馬で百万円当てたんだって)
「か~~~! 100万円なぁ。それハ、こでられねんだ」
(え~~~! 100万円んんん。それは、たまらないよね~)