時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

小松左京

2011-07-26 19:55:02 | 読書
二日前、小松左京さんが亡くなられた。
小松さんの最近撮られた写真を見たが、
そこにはかつての小松左京の面影はなかった。
享年80歳、仕方のないことかもしれない。
私は日本の初期のSFが好きだった。

星信一
小松左京
筒井康隆
半村良
平井和正
田中光二
山田正紀

とりわけ小松左京の作品が好きだった。
小松左京といえば『日本沈没』とか
『復活の日』とか長編物で有名だったが、
短編もショートショートも相当に面白かった。

長編で印象に残ってるのは、
『虚無回廊』
『復活の日』
『こちらニッポン…』
『継ぐのは誰か』

短編は、
『時の顔』
『お召し』
『保護鳥』
『終りなき負債』
『影が重なる時』
『釈迦の手』

ショートショートは、
『胎内めぐり』
『蜘蛛の糸』
『沼』
『ホクサイの世界』

小松さんはおそろしく博識でパワフルでユニークな作家だった。
私の青春時代、はまりにはまった作家だった。
SFの巨人小松左京よ永遠なれ。
コメント (4)
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