これはよく出来ている。
第6話まで見たがどれも完成度が高い。
一話完結物で毎回高レベルのドラマが続いている。
どのストーリーも映画並みによく練り込まれている。
製作はJ・J・エイブラムス。
『アルカトラズ』で大コケしたのが嘘のようだ。
一見『アルカトラズ』とは多少似ている。
どちらも、SFを交えたサスペンス物で、法則性のあるドラマだ。
しかし、クオリティーがまるっきし違う。
ストーリーの出来栄えに雲泥の差がある。
それと、役者が秀逸である。
主役のジム・カヴィーゼルが素晴らしい。
さすがスクリーン俳優だ。
TV俳優とはスケール感が違う。
演技の深みが違う。
彼がいれば余計な脇役は不要と思えるくらいに際立っている。
今後の課題はワンパーンの展開をどう発展させていくか。
だが、今度のJ・Jは意気込みが違う。
おそらくなんらかの大いなる仕掛けを用意していることだろう。
ここまではまだ序章のさわりに過ぎないよ、とほくそ笑んでいるような気がする。
★★★☆