私は野球は詳しくない。
それでもわかる。
この映画に野球のリアリティーはない。
私は他人の親子関係をあれこれ詮索するたちではない。
それでもいいたい。
この映画の親子関係には無理がある。
過去の鬱憤はあるだろうが、33の娘が80過ぎの爺さんにここまでいうか。
娘40、親父65の設定ならばわからんでもない。
あんなヨボヨボに老いてしまったイーストウッドに本気で噛みついてどうするよ。
この映画、ラストはうまい具合にまとめてはいるがポイントとなる野球、親子、恋愛、
どれをとても安っぽい。
イーストウッド監督もついに衰えたのか、と思ったら監督は彼ではなかった。
どうりでね。
イーストウッド監督だったならこんな穴だらけの映画を作ることはない。
断じてない。
★★★~★★★☆