シーズン4の後半が終了した。
シーズン4の前半は独裁者の復活とリックグループとの凄惨なる最終戦で幕を閉じた。
シーズン4の後半はその戦いで散り散りになったリックグループのその後を描いている。
森林を彷徨い、少人数化した面々の苦難と苦悩が描かれている。
これまでになくサバイバル色が強い。
前半のような派手な見せ場は少ない。
その代わり、個々の心理描写はシーズン中、一番濃密なものになっている。
ラストの結末は衝撃的とはいえ、ややパターン化された方向性を感じなくもない。
シーズン5はさらに過激に面白くなるか、煩雑になってしまうかの分かれ道になるだろう。
製作陣が変わらなければ、もちろん前者の道をたどると確信している。
★★★★★