家に帰る。
ちょっと家を出ている間にオーディオルームの骨組みが出来上がっていた。
なにも聞いてない。
まだ、たのんでもいない。
いや、まだ、建てることすら決断しきれないでいる。
なのに、基礎ができて、柱が建って、屋根が葺かれつつある。
施工者は馴染みの〇〇工房。
担当者はEさん。
親しい仲なんだが、なにもたのんでいない。
これはどういうことかとEさんに問う。
Eさん「時間が空いたから建てましたよ」
私「ええぇー、図面も渡してないし、希望の形とも違う」
Eさん「暇なときに作ったから安くしときますよ」
私「バカでかいし、こんな細長い部屋じゃ音悪いにきまっている」
Eさん「格安ですからいいじゃないですか」
格安か・・・
しょうがないな・・・
と、丸め込まれそうになる。
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いやいや、こんな話はない。
もちろん、夢だった。