時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

空き地の観察者

2015-09-12 20:05:29 | 

隣りの空き地が騒がしかった。

荒れ果てた土地にテントがいくつも建てられてた。

背の高い一人用のテントだ。

インディアンテントのような形をしている。

全部で10個はある。

テントの中には人がいる。

立って三脚の付いたカメラを覗いている。

テントの外にも人がいる。

10人近くいる。

みな、三脚を立ててカメラを覗いている。

カメラの方向は上空を向いている。

空に何かがいるのだ。

彼らに聞くまでもなかった。

肉眼でも確認できた。

空には奇妙な物体が浮かんでいた。

地上から見るより、うちのベランダから見る方がよい。

まじかに見ることができる。

私は家の中に入った。

階段を上る。

何十階も上る。

高いピルだった。

屋上に出る。

風が強い。

日差しも強い。

相当な高さに違いない。

雲が近い。

体をくの字に曲げて恐る恐る屋上を歩く。

周囲を見渡す。

いた。

大きい。

物体はすぐそばにいた。

これは地球上の産物ではない。

あきらかに・・・

 

(昨夜の夢の話より)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする