Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

隠し子?@ルクセンブルク

2008-06-22 23:24:56 | ヨーロッパ

Hotelのレストランで食事をしていると、隣のテーブルの子供(2歳くらい?)が盛んに私のことを見ている。

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何度も逡巡した挙句、ついにその子供は、私の席にまで来てひざの上に収まってしまった。

彼女はどうやら里子のようであった。里親は、フランス語で会話をしていていずれも白人だったが、子供はカフェオレ色の肌とカーリーヘアであった。

私は、日本人にしてはかなり肌色が浅黒く、また、Parisでセットしてもらった髪はカーリー。子供は自分に似た外見を持つ私を、生みの親だと思ったのではないか?まだ、2歳程度で、言葉も殆ど話すことができず、自分の意見を言えるような発達段階ではないようだが、明らかに状況の不思議さ-両親と似ていない自分-を認識してはいるのだ。

両親は、帰り際、「すみません」と謝っていった。勿論、この程度のことは里親になるうえで、想定の範囲内ではあることと思うが、少し複雑な気持ちになった。


ルクセンブルグ

2008-06-22 22:36:54 | ヨーロッパ

週末、天気の良い地を求めて、ルクセンブルグへ。

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ルクセンブルクに関する知識と言えば、小学生時代に習った「銀行業が盛んで大変豊かな国」that's all。ところが、駅に降り立つと、お金を所望する人々が。。。話が違う??

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それでも教科書通り上品な方々もいらっしゃる。Relais et Dessertの加盟店Oberweisでお茶をした際、隣にいらした女性。70歳を超えるだろう彼女は丁寧にサービス料の払い方を教え下さった。帰り際「ではね、お嬢さん」と言われて、この歳でもまだ「お嬢さん」と言われてしまう自分をちょっと反省。

帰りのタクシー運転手に聞いたところ、この国では働かなくても月1500ユーロの補助金が政府から出るそうな。それで、無理して働かず、駅前でお金を所望しているだけなので、決して貴女を襲うことは無いから、大丈夫、とのこと。