Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

シカゴ美術館@シカゴ

2009-10-11 17:00:00 | アメリカ

アメリカ三大美術館の一つに数えられるシカゴ美術館。

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正面玄関はこちらだけれど、新館(?)側からも入場可で、こちらからは待たずに入れる。

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内部も美しい。建物自体が芸術的だ。

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悔しいけど(ってどういう意味?)、やっぱりピカソは上手い。

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この手が、狐と狸の尻尾に見えるのだけれど。。。

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ゴッホは自分から自画像を書いているくせに「な、何故私を見るのですか」と小心者モード。

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写真では色が異なって見えるけれど、「ひまわり」を分解して貼り付けたような画面だった。

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この人の作品には、本当にオーラがある。存在感が違う。

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年老いた人の、少し鶏の皮のような黄味がかった皮膚が上手い。

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おっと危ない。エッチングだからと見過ごすところだった。

3時間でも足りない、素晴らしい美術館だった。18ドルの価値は十分にある。またChicagoを訪れることがあれば再訪したい。


ほ、包囲された!@シカゴマラソン

2009-10-11 13:30:00 | アメリカ

どうも旅先で偶然マラソン大会に遭遇することが多い。今年に入って、3月1日バルセロナ、9月20日ベルリン、そして10月11日のシカゴマラソン。

マラソンがあるとはタクシーの運転手から聞いて知っていたが、まさか朝7時から走っているとは。。。

眠気覚ましにスタバへコーヒーを買いに行った帰り道。ホテルのすぐ手前の道路を選手が走っているところに遭遇。

向かって左側

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右側

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何が起こったかというと、ホテルの横の道でこの群れに遭遇。あまりの数で、何とか中央分離帯まではたどり着いたが、もう一車線が抜けられず、私は氷点下の気温の中、分離帯でこの人たちが通り抜けるのを待たされたのである。

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結局隙を見て、もう一車線も無理やり横断。

ホテルの部屋からはこんな光景が。まだまだ、続々。最後まで待っていたら、今頃凍死してたかも。

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ジョシュア・ベル&ガルネリ(Vieuxtemps)@シカゴ

2009-10-11 02:00:00 | アメリカ

ジョシュア・ベルがVieuxtempsというガルネリ・デル・ジェス(約16億円相当)を演奏する、というので、急遽週末シカゴへ飛んだ。

ジョシュはご存知の通り、通常自身所有のストラドを弾いているが、今回はStradivari(ガルネリではなくストラド) society of Chicagoから貸与されて、ブルッフのVn協奏曲とサンサーンスの序奏とロンド・カプリチョーソを弾いた-金曜日の夜、ググっていて偶然Chicago Tribuneのこの記事を見つけた。ガルネリの音が大好きで、常日頃からジョシュにガルネリを弾いて欲しいと思っていた私にとってはうってつけの演奏会である。

調べると土曜日も夜8時からシリーズ最後の演奏会があり、飛行機の時間を見ると、何とか月曜日の朝会社に直行すれば、行って来られる-そうと知って黙っていられないのが私。早速チケットの手配をして、シカゴへ。

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シカゴ交響楽団の本拠地、オーケストラ・ホールは相当古い。1904年に建てられたとのことで、そのためか、音響的に少し残念な気がした。ジョシュのVieuxtempsの音も、ガルネリの割りにストラドに近いとても品の良い音。このVieuxtempsの性質なのか、女性的で神経質なジョシュが演奏するとガルネリもこういう音になるのか、はたまたホールのせいなのか。

正直、ガルネリには芳醇で、少しくらいお転婆な音を期待する私としては期待はずれだったように思うが、アンコールで銘になっている過去の所有者Vieuxtempsが作曲したアメリカ民謡『アルプス一万尺』変奏曲を演奏してくれたのはとても面白かった-高度なヴァイオリンテクニックで聴く『アルプス一万尺』。そうは言っても『アルプス一万尺』である。16億円のガルネリで聴く、というのは相当酔狂である。

演奏会後、New Album 『Joshua Bell at home with friends』 releaseを記念したサイン会があったので、行ってみた。Album自体はクリスマス商戦を意識したと思われるイージーリスニングで、最近の彼の路線は私の好みとは異なっているのではあるが、サイン会では顔を思い出してくれたので、シカゴまで行ったことは30%くらい報われたような気がした。

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追記:なおこのVieuxtempsは今$18millionで売りに出ていて、そのプロモーションも兼ねて演奏が行われたようである。個人的に$18milはちょっと信じられないし、お金があっても買わない。大好きなPanetteだったら$5milくらいだったら。。。