結婚をすることになりそうだとわかったとき、
恋ではなく、愛の心地よさを知った。
恋は掃くほどしてきたが、愛となると思い当たる人物が私にはいない。
で、NYの彼に連絡をして、今後の日程について報告を入れた。
3週間も滞在するというのに、短すぎるというし、
次に会うときまでに今後の計画、
つまり、私がNYに滞在し、結婚の準備に入るという経緯を確認し、
お互いがお互いにとって「心地よい存在」でいられるパートナーとなるべく、
話題は終始、そうしたことが延々と続いた。
私は結婚などしないで暮らそうと考えていた。
憧れもなかったし、すでに娘もいる。
障害もある。
でも、それでもいいと彼がいうのは「心がある」というからなのだ。
私の心が昔と変わらないものであるならば、
一緒に生きないか? それがベストだろう、とすべてを包み込んだのは彼ひとりだ。
昨日は電車の中で、これからニューヨークに旅立つという女性と偶然に出会い話をした。
なれていない土地だというので、彼の連絡先を教え、
なにかあれば助けてもらえばいいと紙切れはしを渡した。
で、お互いの連絡先を交換して、彼女はニューヨークに旅立っていった。
これも縁だ。
have a nice trip