風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

投薬変更

2008年12月08日 20時04分54秒 | エッセイ、随筆、小説




腹に溜まった水を出すために、今日から投薬が変更になった。
またしても、吐き気との闘いだ。
今夜は軽食で済ませたものの、副作用はどのようにして出てくるのか、
多少の気構えがないと、やっていけないのが常だ。

外出もできなくなるくらいの吐き気らしいので、
浮腫が治まるまでは仕方ないだろう。
が、交通事故被害者は軽症と思われる者でも、
ここまで苦しんで、闘病していることはあまり知られていないことだろう。

とはいえ、今日は通院時、はじめてまともな化粧をほどこして表参道へ向かった。
完璧だった。
マックスマーラーでウィンドーショッピングも楽しみ、
何着か試着までして“今までできなかったこと”を体験した。

至福だった。
接客に精通した対応にも感動したし、スタッフの心遣いが本当に嬉しかった。
私が表参道のマックスマーラーでしか買い物をしないのは、
あのスタッフがいてくれるからだ。

さて、いつから吐き気との奮闘がはじまるのだろう。
しばし、読書でもしながらその「時」を待つことにしよう。
すべて楽しめ・・・・の境地だ。



ふとした夢のあとで

2008年12月08日 06時49分13秒 | エッセイ、随筆、小説

 

 

ナミブとは“なにもない場所”という意味があるらしい。
なにかの番組を観ていると、訪れたアフリカの言語らしく、私は気に入った。

ふと、バンコクでの夜を思い出す。
男たちは「○○(世界展開している有名なカフェ)」でも女が乗ってきたし、
マッサージ店でも約束を取り付けた、というのだ。

なにかというと、買春のことだ。
しかも、社員旅行での一こまだ。
ワンマン社長として、悪戯をはたらき、そのうち新聞紙面に登場するだろうが
21世紀にもなって、買春ツアーを行っていることが社員教育につながるらしい。

私は少なくとも女性なので、女を馬鹿にするな、と思っていた。
同行したときは秘書役のような立場で片言の英語の通訳をしただけだが、
ディナー席での話題は終始買春に埋め尽くされ、
その後、トイレで吐いたことは以前にも書いたとおりだ。

病んでいるといった。
友人のO氏は、彼らも、他も、出現方法が違うだけで病んでいるのだと言った。
それがことセックス関連になると、話がややこしいらしい。
私たちが病むのは心身だが、よっぽど健全だといわれる始末だ。

ふとした夢のあとで、そのワンマン社長のことが頭を過ぎった。
来年、厚生労働省の御達しもあり、大変な事態に陥るのだろう、
夢はそう教えた。

関与するな、との意味がこめられている。
いくら救済を求められても、仕事を依頼されても、関与するな、それが鍵だそうだ。