印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

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八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

神社の幟旗に私の作品

2010年01月05日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

明けましておめでとうございます。

今日、5日(火)から店を開けました。年末ほどの忙しさはありませんが、ホームページを見て杉並区から中央高速を飛ばして、表札プレートのご注文にお見えいただいたお客様もありました。書体にこだわる方で近くのホームセンターでは3種類しかなく、お気に入らなかったことをお話になりました。ご自分でお書きになった毛筆の楷書体の版下見本をお持ちになりました。

2日(土)に年始の初詣に少し離れた神社にお参りしたら、神社の幟旗(のぼりばた)に懐かしさを無意識に感じました。よく見てみると旗の下方部分に落款印があり、私の作品でした。かなり前、5~6年くらい前でしょうか、宮司さんからご注文をいただき、隷書で彫ったことを思い出しました。ふと境内に目をやると宮司さんがお掃除をなさっていました。町名と店名を宮司さんに告げると分かってくれて、旗の作製過程など話してくれました。画仙紙に神社の名前を書いて、落款印を押したものを旗屋さんに渡したら大きな幟旗になって仕上がってきたとのことでした。

「私の作品をこの幟旗に使っていただき、ありがとうございます。嬉しいですね。」とお話させていただき帰ってきました。よい初詣でした。


▲八王子中心市街地、西方面の鎮守神様「多賀神社」です。
楽善堂から徒歩30分くらい、朝のジョッギングで向かいました。



▲左右一対の幟旗、下方部分の拡大です。宮司さんがお書きになった、
お名前の下に押された落款印の2種です。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

楽善堂、gooのトップページhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント (2)
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