SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1411 京都国立博物館 京へのいざない 第2期


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京都国立博物館
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明治古都館では「国宝 鳥獣戯画と高山寺」が開催中
ですが私はこちらへ
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平成知新館オープン記念展 「京へのいざない 第2期」
期間:10月15日(水)~11月16日(日)
豊臣秀吉所用 鳥獣文様陣羽織
高台寺蔵。絹のタペストリーで鳥獣を表す。元はペルシャ製の絨毯で舶来品を上手く大胆に活用して陣羽織に仕立てている。タペストリーには動物同士の争いが多く表されており戦国武将の着料に相応しい。
後陽成天皇宸翰
文禄元年(1593)、朝鮮への渡海を行なおうとする太閤秀吉を諫めた書状。朝廷の為にも天下の為にも渡海を遠慮してほしいと必死に諭している。
真面目な内容だが、その書風は非常に芸術的で当時22歳でありながら既に自己の世界を持つ優れた筆致をしています。
枯木猿猴図 長谷川等伯筆
二幅の掛軸に3匹の手長猿が描かれた作品。牧谿筆の国宝「猿猴図」(大徳寺蔵)の影響を受けたとされる。
元は屏風で前田利長が所持した。
大原野千句連歌懐紙 細川藤孝筆 
元亀二年(1571)京都大原野の勝持寺で催された千句連歌会の連歌を藤孝が金銀泥下絵の懐紙に記した。全十一帖よりなる。
参加者は聖護院道澄法親王、三條西実枝、里村紹巴、辻玄哉等であるが面白いのが最後の句(挙げ句)を詠んでいる熊千代なる人物。後に細川忠興(三斎)となる藤孝の13歳の嫡男が務めている。

この他では、聚楽行幸和歌巻(烏丸光広筆)、刀 無銘(名物島津正宗)、空海や最澄縁の袈裟が興味深かったです。


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