表千家北山会館
特別展「表千家歴代ゆかりの棚と水指」
期間:10月5日(日)~11月30日(日)
瀬戸捻貫水指
胴の上部から五段の螺旋状を成している変った形の水指。
利休所持で江岑宗左より紀州徳川家に献上された。
南蛮水指
利休が所持した南蛮水指では松井家伝来の南蛮芋頭水指が有名ですが、こちらはぐちゃっと潰れたような形をしている。
利休はこの南蛮水指や、上で紹介した捻貫の他にも手桶、釣瓶など様々な水指を使っています。ひとつの形に捉われない利休の自由な精神が窺えます。
木地曲水指
少庵、宗旦所持2種の展示あり。共に3ツ足が付いている。宗旦所持のものは大ぶりの菊が置上げされている。
利休書状(「真塗手桶水指 記三作」添状)
内容は「注文した手桶5つの内3つは急いでください。足の幅は畳目2つ以内に入るように。塗りと全体の形はよく吟味してください。」といった感じ。利休の道具に対する拘りの程がわかる内容です。
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