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1909 京都国立博物館 京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─

京都
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京都国立博物館
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京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─
期間:8月14日(水) ~ 9月16日(月)
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餓鬼腹茶入
本圀寺蔵。首細く胴が大きく膨れた唐物茶入。足利尊氏より本圀寺四世・日静に贈られた。
天文5年(1536)の法華の乱の際に罹災したが漆繕いをして修繕されている。
灌頂歴名 空海筆
神護寺蔵、国宝。空海が密教の入門儀式である結縁灌頂を行った際の参加者名簿、記録。
筆頭にはライバル最澄の名が記されている。またこの時最澄の弟子であった、泰範の名も見られる。
結縁灌頂の後最澄とその弟子たちが比叡山に帰った後も泰範は空海の元に留まり、最澄が再三帰ってくるように促しても帰らず空海に師事した。空海と最澄が決別した理由は幾つかあるが、この事件もその要因に挙げられている。
豊臣秀吉所用 鳥獣文様陣羽織 
高台寺蔵。ペルシャ製の織物、おそらくは絨毯であったものを陣羽織に仕立てている。
金糸銀糸が使われ獅子が獲物を襲う紋様など派手好きな秀吉らしい。

この他では狩野永徳の花鳥図と長谷川等伯の山水図が向かい合う配置は心憎い。
宗達の風神雷神図屏風や海北友松の雲竜図などお馴染みの作品も拝見。国宝、重文だらけでした。

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