SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

2111 柳瀬荘① 黄林閣・斜月亭

埼玉は所沢

柳瀬荘
実業家で近代茶人でもあった松永安左エ門(耳庵)の元別荘、昭和23年(1948)、東京国立博物館に寄贈された。

松永安左エ門(耳庵)については、以前こちらの特別展で茶道具を見たばかり。
今回は所縁の茶室や建物です。

長屋門

黄林閣

昭和5年(1930)頃に耳庵が柳瀬荘の主屋として移築したもので、元は東久留米の大庄屋の民家で天保15年(1844)の建築と伝わる。

土間の竈
元民家の面影を残す。

上ノ間
十畳敷で床、違棚、付書院が設けられた書院風の座敷。

奥ノ間
六畳半。耳庵が茶の湯にかかわり始めた頃の茶室。

天井には煤竹を詰め張りしている。

黄林閣と斜月亭を繋ぐ渡り廊下。

斜月亭
近衛文麿の命名。昭和14年(1939)に耳庵が建てた。

上ノ間
八畳の数寄屋風の書院座敷。東大寺や當麻寺の古材を用いている。

琳派風の襖絵。

次回も柳瀬荘から。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「探訪」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事