SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

2305 泰勝寺 茶室「閑雲軒」

京都は八幡

泰勝寺
寛永の三筆と称された社僧・松花堂昭乗ゆかりの寺。大正7年(1918)熊本の細川家菩提寺の名を譲り受けて建立された。

それでは中へ

本堂



南天招福の庭
枯山水庭園。

中門
編笠門の形式

閑雲軒
石清水八幡宮の滝本坊にあった松花堂昭乗と小堀遠州が建造に関わった茶室を古図をもとに再建した。

躙口と貴人口
もとの「閑雲軒」では茶室の三方を廻る縁から躙口に入るかたちとなっていた。
ここでは通常の躙口を採用している。

手水鉢

内部は四畳台目
天袋・地袋の絵は昭乗筆。

点前座
茶道口と給仕口が矩折れに配置されている遠州の手法。

宝物館
松花堂昭乗をはじめ光悦や沢庵・江月の書、仁清の茶入に昭乗作の茶杓「石清水」など見どころ。

松花堂昭乗、師の実乗、弟子の乗圓の墓

久々に泰勝寺にお邪魔しました。
前回は正月だったので寒かったですが、今回は天候も良くじっくり拝観できました。
昭乗と寛永文化を彩った人物たちの作品が見れて良かったです。


帰りに走井餅をいただきました(桜餅も美味しかった)。
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