SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1701 DAVID BOWIE is

天王洲
019
寺田倉庫G1ビル
008
DAVID BOWIE is | デヴィッド・ボウイ大回顧展
期間:1月8日(日)~4月9日(日)
012
デヴィッド・ボウイ所用 メタリック・ボディスーツ
黒・青・赤のメタリック素材が使われた衣装は山本寛斎がアラジン・セイン・ツアーの為にデザインしたもの。歌舞伎の「引抜き」を応用した仕掛けが施されており、その様子は「ジギースターダスト ザ・モーションピクチャー」で観る事ができる。
デヴィッド・ボウイ所用 ピエロ衣装
ボウイが「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」のPVやアルバム「スケアリー・モンスターズ」のジャケットで着用した衣装。ボウイのパントマイムの師匠リンゼイ・ケンプの衣装を再現したものとされる。
デヴィッド・ボウイ所用 ユニオン・ジャック・コート
英国旗にダメージ加工を施したフロック・コート。ボウイがアルバム「アースリング」のジャケットやそのツアーで着用した。1997年当時新進気鋭であったアレキサンダー・マックイーンのデザイン。 

この他にもボウイの衣装が約50着、直筆の歌詞などなど300点を超えるアイテムが展示されている。ほとんどがボウイのアーカイブからの出展であり、そのアーカイブは実際には75000点!に及ぶとされているので展示は膨大なもののごく一部に過ぎないのだが、ボウイのエッセンスがぎゅっと凝縮されているとも言える。
入場前に渡されるヘッドホンは展示の前に来ると音楽やインタビューが流れる仕掛けになっていて、ぐっとボウイの世界に集中できる仕様となっている。ヘッドホン以外でも会場にはボウイの曲が流れているので、ヘッドホン疲れの時は外して観るのもいい。
逆に解説文などは字が小さくかなり観辛いし、解説も詳細ではなく、なかには無い展示品まである。
通常の展覧会とはかなり異なるアプローチではあるが、これはこれで楽しめたのは映像と音楽を巧みに使った今回のような展示ならではでしょうか。
また行きたいと思わせる仕掛け満載、ぜったい来訪するぞと決心し会場を後にしました。
 
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