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1903 上田流和風堂 特別公開② 露地・数寄屋

上田和風堂 特別公開
111
長屋門
いよいよ内部へ
045
外露地
高い塀に囲われており、内露地へ続く中潜がある。
古田織部の伏見屋敷の露地と同形。
048
中潜
織部考案とされる。
053
内露地
狭く高い塀に囲われた外露地を抜けると現れる広々とした空間。客を驚かせたであろう織部の作意。
054-1
内腰掛
中潜を挟んで左右にわかれた「割腰掛」。これも織部の工夫とされる。
067
織部等灯籠
宗箇遺愛の品。
071
茶室「遠鐘」前 手水鉢
和風堂の露地にいくつも見られる背の高い手水鉢(立ち蹲踞)。
064
茶室「遠鐘」
内部は四畳大目(台目)、織部の構えを尊重する宗箇なら三畳台目が普通である。実際最初は三畳台目であったが主君・浅野長晟が狭いと言った為一畳付け足したとされる。

「遠鐘」床の間で、最初の展示
千利休書状
七月廿日付、吉川広家宛。小早川隆景・毛利輝元の動向にふれ、続いて秀吉より茶入(展示有)を拝領した事を喜び、自らの茶席に招待したいと述べている。

さて「遠鐘」には「カヨイ」と呼ばれる一畳小板の通路がある、通常は相伴席として紹介されるもので、もちろん古田織部の作意。この和風堂ではこの「カヨイ」から「鎖の間」への移動を実際に行い当時の雰囲気を味わえる。

って事で次は「鎖の間」へ

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