SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1808 桂離宮

京都市西京区桂
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今回は桂離宮にやって来ました。

桂離宮は後陽成天皇の弟・八条宮智仁親王とその子・智忠親王により造営された宮家の別荘。
古くは藤原道長の別荘があったとされる場所でもあります。

参観者の休憩所を出て係員に案内されます。
最初は
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御幸門
後水尾上皇をお迎えするのに当たり智忠親王が造られた。その後失われ家仁親王の時に再建された。
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外腰掛
茶室松琴亭の待合い。
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蘇鉄山
外腰掛の対面にあります。薩摩藩島津家より献上されたと伝わる。
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洲浜
先端に灯籠を据えて岬の灯台に見立てている。その先の中島と石橋は天橋立に見立てたと言われる。
さらにその先にあるのは
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松琴亭
東の破風には後陽成天皇宸筆の扁額「松琴」が掛かる。
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刀掛
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躙口
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内部は三畳台目。遠州好みの手法が随所に見受けられます。
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一の間
十一畳。白と藍の市松貼襖。
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次の場所は
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賞花亭
苑内で一番高所にある峠の茶屋風の建物
次は
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園林堂
ここは茶室ではなく持仏堂で、離宮全体の雰囲気とは異質であります。
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扁額は後水尾天皇宸筆
お次は
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笑意軒
田舎家風の茶室。「笑意軒」の扁額は後陽成天皇の弟・曼殊院良恕法親王筆。
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二の間
腰壁に金箔が斜めに貼られています。
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書院
古書院・中書院・楽器の間・新御殿が雁行形に連なる。
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古書院にある月見台
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月波楼
茶亭。内部は長四畳
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船底天井
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庭、建物について古くは小堀遠州作とされていましたが、現在は否定されています。
ただし随所に遠州好みの作意がみられる事から、影響は受けたと考えられています。

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