2022年8月のブログです
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ビールを呑みながらニュースを見ていたら、ある駅で、ロータリーの横断歩道を渡らずに、近道をしている利用者が多くて危険だ、というニュースがあった。
近道をしている利用者へのインタヴューまであって、謝っている人もいるが、一方で、違反はわかるが、みんながやっているから、と逆切れ気味の人も出ていた。
これを見ていて、テレビ局の人の言い分は正しいのかもしれないが、何かわりきれないものが残った。
テレビ局は警察ではないし、裁判所でもないと思う。
正論をいうことは簡単だが、しかし、マスコミなら、例えば、インタヴューをするにしても、ここに横断歩道があると助かりますよね、などと聞いてほしかった。
そういうひと言があるだけで、聞かれた人はずいぶん助かるのでないかと思う。
それが利用者や住民、国民に、より添うマスコミの姿ではないか、と思ったりした。
近道の横断歩道は、安全上や道交法上から設置はなかなか難しいのかもしれないが、マスコミが「お上」になってしまっては、マスコミの存在価値がなくなってしまうだろうと思う。
マスコミは「お上」の目線ではなく、あくまでも利用者や住民の目線を大切にしてほしいと思う。
マスコミが誰の味方であるのか、誰の立場に立っているのか、憲法改悪や国葬のような大きな問題だけでなく、庶民の身近な問題をどう捉えるかが重要ではないかと思う。 (2022.8 記)
かわいいお顔で怖いことを言うのが、一番効果的かもしれませんね。
じーじも見習いたいと思います(?)。
問いかける・・・
そうですよね、それ大事!
マスコミがお上目線になると、いいことありませんもんね。
大きく頷いた、御記事でした♫
相手の尊厳を守りつつ、現状をいっしょに再確認する必要があると思うのです。
こちらの価値観を押しつけるだけは解決になりません。
なかなか難しいことですが…。