若き日のデビ夫人 まるでハリウッド女優
本名 根本七保子、誕生日 1940年2月6日（2022年現在82歳）
インドネシア スカルノ大統領と
先ずは基礎知識として、以下の投稿を参考にしてください。https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5ec1b56804de714d77aa4e423cebb00e
ロスチャイルド財閥-150 戦後政界の大物フィクサー 瀬島龍三https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5ec1b56804de714d77aa4e423cebb00e
ロスチャイルド財閥-149 ソ連軍による満州帝国侵攻https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ea524582def7daa170890c16e8783629
岸信介の対韓・インドネシア賠償利権
１９４５年１１月、岸信介首相は、インドネシアを訪問しました。 スカルノと岸の話し合いの結果、２億２３００万ドルという賠償金が決まりました。
あれっ、インドネシアは日本に感謝しているんじゃなかったの？ という「疑問は誰もが持ちますが、岸信介はそれを利権化して金儲けしようとしていたのです。
おそらくそのうちの何％はキックバックは、岸ら政治家に流れていると思われます。 つい先日、安倍派の萩生田議員が訪台し、 台湾のＴＳＭＣという民間企業に数千億円も日本国民の税金を渡す約束をし、ＩＴビジネスコンサルタントの深田萌絵氏も激しく非難していました。
利権ですよ。 巨額の国民の税金をくれてやった見返りに、自民党安倍派議員と台湾の政治家に一部金が流れるのでしょう。つい先日、国産の最先端半導体ファブ会社ラピダスが経済安全保障の観点から設立されたばかりにのに不思議です。 日本国民の税金は日経の半導体企業に回すべきではないでしょうか。
話をインドネシアに戻すと、インドネシア賠償委員会ができて細目の賠償金の要求案が日本側に提出されました。
交渉の結果、インドネシア側がプロジェクトを作成し、見積書を日本側に提出し、個別の案件につき日本側が応じる事になりました。
この賠償プロジェクトが具体的に進行すると思われた時、木下商会店という商社が、岸首相と組んでいることが判明しました。
１９５９年２月１４日の衆院予算委員会において社会党の柳田秀一（ひでかず）議員が、岸首相及び関係閣僚に爆弾質問をしています。
柳田議員は岸首相だけでなく関係閣僚にも追及しますが、岸首相と各大臣は具体的説明もなく「木下商店が一括してインドネシアの賠償窓口になていることになんらやましいことはない」の一点張りで、反省の色をみせずに押し切りました。
瀬島隆三が伊藤忠に入社した翌年の出来事です。
これから本格的に木下商店が賠償ビジネスを開始しようとしたとき、インドネシアに支店すら持っていませんでした。
在インドネシアに支店を持つ商社はすでに１７社もあったにも関わらずです。 大手商社を含むこれらの商社は木下商店の一括入札に敗れました。
この木下商店の日後にいたのが石原広一郎（ひろいちろう）、小林中（あたる）という財界グループが岸を動かしていました。
瀬島隆三は大野伴睦､河野一郎に個の利権を伊藤忠に回してもらえないかと相談。二人の大物代議士は児玉 誉士夫に相談する事を勧められます。
児玉は岸と同じく右翼（昔から一貫した保守の私に言わせれば、児玉・笹川・岸・安倍は全然愛国右翼ではなく、保守の風上にも置けないただのヘタレ売国奴）ですが、既に政界の黒幕となっていました。
瀬島は親友となった読売新聞の記者∹渡辺恒雄を誘い、児玉に会いに行きます。
児玉誉士夫（こだまよしお）と瀬島隆三との間で、インドネシア賠償金を一括して奪う計画がなされました。
（一）瀬島が大本営参謀であったときの先輩・辻正信を説得し、インドネシアに行かせ、スカル
ノと接触させること。
（二）渡辺恒夫記者がスカルノが訪日するとき、スカルノ暗殺計画があるのを密かにインドネシ
アの駐日大使に伝えること。
（三）スカルノをガードするとの目的で、羽田空港に児玉士夫の友人の暴力団（東声会）のメン
バーを動員すること。
（四）暴力団・東声会の在日朝鮮人・町井久之（鄧建永）の企業舎弟（しゃてい）・久保正雄が経営する「日本貿易」を通して賠償ビジネスを行うこと。
スカルノ大統領の訪日を知ると児玉誉士夫は、赤坂の高級ナイトクラブ「コパカーナ」のママに電話を入れました。
そして、スカルノの女の子のみを説明しました。
そこで白羽の矢が当たったのが、定時制高校を中退したばかりで英語のできる１９歳の根本七保子（ねもとなおこ）でありました。 後のデビ夫人です。
本七保子の前に木下商店が世話した金勢さき子という女性が、スカルノの寵愛を失い自殺していました。
木下商店は戦前は小さな鉄問屋でした。
当時、社長・木下茂は政治家（特に岸信介）と結びつき、日本での鉄鉱石輸入の４０％、八幡製鉄・富士鉄の原料輸入の８０％を占めていましたが、 この商社はやがて消えてゆきます。
インドネシア賠償ビジネスは伊藤忠に莫大ン利益をもたらしました。
しかし児玉誉士夫の名が登場する事により、この問題は国会でもタブーとなりました。
児玉と東声会の町井久之の登場がいかに大きな影響を与える存在であるかを政財界のトップたちも知ることになりました。
このインドネシア賠償ビジネスで、当時８００億円の事業を成し遂げた伊藤忠は一流商社の仲間入りを果たします。
インドネシアの天然資源、特に石油事業に力を入れて行きますが、好事は長くは続きませんでした。 スカルノが大統領の座を追われる日が来たからであります。
若い人は知らないと思いますが、オッサンや爺さんくらいの年代の方は、児玉誉士夫と聞けば田中角栄首相のロッキード事件、また大手商社や暴力団・ヤクザとの関係を思い出すと思います。
日本の政治には多くの闇があり、若い世代の方は興味があれば、キーワードをお教えしますので、ネット検索や書籍・論文など読まれることをお勧めします。
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それぞれについて述べ始めるとかなりのボリュームとなり、私はこのBlogで書きたいこと（若い世代に事実を伝えたい事）が山ほどあり、科学技術や心霊現象、また宗教・哲学についても皆さんに伝えたい事が多くあります。
先ずはロスチャイルドについて現在の２０２０年代までを早く済ませてしまいたく思っています。
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