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危機の火種、世界で連鎖懸念 第2次大戦の失敗に学ぶ 展望2024・国際情勢

2023-12-25 10:13:59 | 安全保障、戦争・軍事・テロ・ハニトラ、マフィア、スパイ・犯罪・詐欺

 

厳戒下にあるウクライナ、首都キーウ(キエフ)の大統領府。会見室に姿を現したゼレンスキー大統領は、つかつかと記者団に近づいた。

「ようこそ!」。英語であいさつし、一人ずつと力強く握手を交わす。11月下旬、日本経済新聞などによる取材冒頭の一幕である。

ところが、ウクライナ語で応じたインタビューでは、苦境や無念の思いがほとばしり出た。「世界の関心が中東情勢に移り、支援の焦点がウクライナ以外にそれてしまった」。最後に、無念そうにこうつぶやいた。

「戦争に巻き込まれず、誰も奪われることがない人々には、戦争がもたらす本当の意味や結末を分かってもらえない」



ウクライナの戦況厳しく

ロシアへの反攻が不調に終わり、ウクライナをめぐる戦況は厳しい。ゼレンスキー氏にはロシアとの妥協を促す声が米国内から聞こえる。米政府のウクライナ支援予算は、枯渇寸前だ。

トランプ前大統領に近いというバンス米上院議員(共和党)は12月上旬、米CNNテレビで、ウクライナが領土割譲に応じるのが「米国の最善の利益だ」と言い放った。


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西側諸国は1930年代当時の大失敗を改めて思い起こすときだ。38年、チェンバレン英首相らはナチスドイツに甘い態度をとり、チェコスロバキアの一部割譲を認めてしまう。足元を見透かしたドイツは翌年、ポーランドに侵攻し、第2次大戦が始まった。

世界は今、似たような岐路にある。ウクライナの一部領土をロシアに譲ったら、悪影響は欧州だけではすまない。力ずくで領土を奪っても構わない風潮が、世界にまん延する。ロシアと結束するイラン、中国はそれぞれ中東、アジアでより強気の行動に走るだろう。



きな臭さを増すアジア

23年11月上旬、アラブ首長国連邦(UAE)に中東や西側諸国の識者が集まり、「世界政策会議」が開かれた。イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突にイランが関与し、「米国を巻き込んだ大紛争」になることを恐れる声が相次いだ。

アジアもきな臭さを増す。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は11月、バイデン米大統領に台湾侵攻の具体的な計画はないと告げた。だが、必要なら武力行使を辞さない方針を、習氏はこれまで重ねて表明している。米軍機への接近など、中国軍が挑発の水準を上げ始めた形跡もある。

来年11月の米大統領選に向けトランプ氏は10月、「第3次大戦が近づいている。止められるのは自分しかいない」と豪語した。だが、ロシアのプーチン大統領に融和的で、「米国ファースト」路線のトランプ氏が当選すれば、「大戦への流れがさらに加速してしまう」と、欧州元高官は恐れる。

米国は世界の警察官の座から降り、米軍も一つの大紛争を戦う能力しかない。ならば、日本を含めた同盟国が平和への貢献を増やし、米国と連携して戦争のドミノを防ぐのが最善の道だ。

(本社コメンテーター 秋田浩之)

 

関連記事】

 

 

日経記事  2023.12.25より引用

 

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・2008年、プーチンが語るウクライナはウクライナのモノ、ロシアの物ではない。https://www.youtube.com/watch?v=1__EPqhMrFQ

 ↑

プーチンがロシアの領土でないと自分で言っているのに、トランプはわざわざロシアにくれてやるのか? アホか???  いい加減にしろ!

 

 

【事実】2016年、トランプ・ブームはマケドニアの小さな町ヴェレスの若者たちのデマから始まった。https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02dc2fa491e85b3d17884ebf16907127

・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-1 ~トランプはDSと戦っている? アホか
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/358b3a0253fd576b529d92a0057dca71

・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-2 ~トランプは平和主義者で暗殺も戦争もしない? アホかhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/56dd7b8ead46e7304879c33ee5f4e10b

・【解説】 Qアノン陰謀論とは何か、どこから来たのか 米大統領選への影響は
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53929442

 

 


★★★山下達郎 / クリスマス・イブ // Tatsuro Yamashita / Christmas Eve

2023-12-25 08:29:58 | 音楽全般・ダンス・映画・アニメ、オペラ、クラシック、POP、

山下達郎 / クリスマス・イブ // Tatsuro Yamashita / Christmas Eve

https://www.youtube.com/watch?v=ssZJPfg7sGc

 

クリスマス・イブ / 山下達郎 【広瀬すず】

https://www.youtube.com/watch?v=F-z074oJscQ

 

 

 

今、 Renaissancejapan が一押しの歌手 LANAさん



・LANA - Xmas with U (Live at WWW X)
https://www.youtube.com/watch?v=DZXfaOo4U-Q

・LANA - 99 (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=tLaYRSONg-w

 



(おまけ) 

 

やっぱり、アムロやな

・【Girl Talk】 (stage-MIX 2005-2018) | namie amuro 安室奈美恵 
https://www.youtube.com/watch?v=UPLUGt9DLgA

・安室 奈美恵 World_Music_Awards_2010 高画質
https://www.youtube.com/watch?v=lldpL2Upn_o

・Christmas Wish / (歌詞ビデオ)
https://www.youtube.com/watch?v=X7_zonl9Wc4

・Wishing on the same star / (ライブ編集)
https://www.youtube.com/watch?v=SvmuQTY5QUU

 

 

もっと売れても良い歌手 西内まりあ

西内まりや「30代の仁香と新。で続編希望の人~」12年ぶり恋愛ドラマ共演者と再会!ファン歓喜の声多数― スポニチ Sponichi Annex 芸能 さん

西内まりや ライブhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1daf447442e93a2ce224f9f8d86de3dc

 

 

 

テイラースイフト

Taylor Swift - Last Christmas (Music Video)

Taylor Swift - Last Christmas (Music Video) (youtube.com)

 

・定番クリスマスソング ~ジャズスタイル~ X’mas song JAZZ style

https://www.youtube.com/watch?v=YntdbzuNzWc

 

 

 


米議会、ねじれで法成立8割減 機能不全で政策停滞

2023-12-25 07:31:04 | 米大統領選2024


  2024年大統領選をにらみ、米議会の与野党対立は一段と強まる

 

【ワシントン=坂口幸裕】

米連邦議会が2023年に可決して成立した法律・決議が23日時点で30本にとどまり、21〜22年の年平均より8割減ったことが分かった。上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」は機能不全に陥り、政策実行が停滞している。

第118回米連邦議会は23年1月3日に開会した。議会の会期は下院議員の任期と同じ2年間とみなされる。上下両院は12月21日までに年末の休会期間に入り、24年1月上旬に再開する。

野党・共和党が過半数を握る下院で計724回の採決を実施したにもかかわらず、23日時点で政府債務の上限を停止する法律など30本しか通過させられていない。

米ニュースサイトのアクシオスは、少なくとも1989年以降では最低水準だと伝えた。



 

 

米連邦議会によると、与党・民主党のバイデン大統領のもとで同党が上下両院の多数派だった21〜22年の第117回議会では2年間で計360本ほどの法律・決議を可決・成立させた。

10年に当時のオバマ大統領が率いた民主党は中間選挙で下院の多数派を失った。ねじれ議会となった11〜12年はオバマ政権が打ち出した経済対策の法案が共和の反対で阻まれる事態に直面したとはいえ、計280本あまりの法律を成立させた。


現在の議会は民主が上院、共和が下院の多数派を握る。下院では民主との差が8議席にとどまる。共和内で主流派と保守強硬派で主張に溝があり、少数の議員でも法案採決に影響力を行使できる構図にある。

共和内の対立の象徴が下院議長選びを巡る混乱だった。


1月に選出されたマッカーシー氏は15回目の投票で当選に必要な過半数の票を獲得。1回の投票で決まらなかったのは100年ぶりだった。マッカーシー氏は保守強硬派に譲歩案を示し、反対議員が賛成に回った。

1人でも議長の解任動議を採決できるようにした譲歩案を提示した結果、マッカーシー氏は10月に身内の共和議員が提出した解任動議の可決で米国史上初めて解任された。背景には政府閉鎖を回避したつなぎ予算を巡る対応への不満があった。


ロシアによる侵攻を受けるウクライナへの追加予算の行方も見通せない。米政府はすでに確保した対ウクライナ予算が年内に枯渇すると繰り返し警鐘を鳴らしてきたものの、民主、共和両党の指導部は年内可決を断念した。

共和では保守強硬派を中心に国内の国境警備対策などに予算を回すべきだとの声が根強い。



遠い外国に巨額の資金を送るなら米国民に還元すべきだとの共和支持層の不満が背景にあり、ウクライナ予算を認める条件として国境対策の強化もセットにすべきだと要求する。

米政府は10月下旬、ウクライナやイスラエルなどの軍事支援として総額1059億ドル(およそ15兆円)の緊急予算案を議会に要請した。



政府案は①ウクライナに614億ドル②イスラエルに143億ドル③インド太平洋に74億ドル④米南部の国境警備に136億ドル――が柱になるが、いずれも通る見通しは立たない。

米アメリカン大のクリス・エデルソン助教は24年大統領選で共和の有力候補であるトランプ前大統領を後押しするため「バイデン大統領を勝たせないようにするのを最優先にする共和議員がいる」と指摘。「彼らは民主主義でなく、トランプ個人に全てをささげている」と警鐘を鳴らす。



マッカーシー氏は6日、米紙への寄稿で24年選挙に立候補せず、引退すると明かした。「ワシントンがやればやるほど、米国が悪くなるように思われがちだ。我々が直面する課題は法律より技術革新で解決される可能性が高い」と記した。

米CNNによると、下院(定数435)に所属する議員のうち現在の任期終了後に33人が引退する見通しだ。任期中に5人が辞任したとも伝えており、政策実行より党利を優先する議会に嫌気がさした議員もいるとみられる。



議会の機能不全を受け、バイデン氏は政策を実現するため大統領令を出すことも多い。議会を通さずに済むが、訴訟で敗れて撤回を迫られるリスクがある。

24年11月の次期大統領選をにらみ、与野党の対決姿勢が強まる公算が大きい。米国の政策停滞の影響は国際社会にも波及しかねない。


【関連記事】

 

 

 

日経記事 2023.12.24より引用

 

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【事実】2016年、トランプ・ブームはマケドニアの小さな町ヴェレスの若者たちのデマから始まった。https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02dc2fa491e85b3d17884ebf16907127

・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-1 ~トランプはDSと戦っている? アホか
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/358b3a0253fd576b529d92a0057dca71

・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-2 ~トランプは平和主義者で暗殺も戦争もしない? アホかhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/56dd7b8ead46e7304879c33ee5f4e10b

 

・【解説】 Qアノン陰謀論とは何か、どこから来たのか 米大統領選への影響はhttps://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53929442

 


ウクライナ、ロシア攻撃に冬の備え 停電でもカフェ営業

2023-12-25 07:25:25 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


エレナ・プロシャイ氏はウクライナの首都キーウで小規模なカフェを開業した
(12月、ワジム・ペトラシュク撮影)

 

2022年2月に始まったロシアの侵攻が長期化する中、ウクライナは冬を迎えている。ロシア軍によるインフラ施設の攻撃が激化するとみられており、ウクライナではエネルギー調達の切り替えなどの備えが進む。戦時下の生活を営む人々はたくましく生きるすべを学んでいる。

「ビジネスの環境は十分に整っている」。首都キーウ(キエフ)の団地で最近コーヒーショップ「CUP&GO」を始めたエレナ・プロシャイ氏はカフェ事業の今後に期待を寄せている。

 

店内にはモダンなテーブルや椅子が並ぶ。プロシャイ氏によると、ロシアの侵攻が続く中でも昨年の冬に小規模なカフェの稼働率は上昇した。ミサイル攻撃によって停電が起きた際に大手の店舗は営業を止めたが、小型店は営業を続け来店客が増えた。停電時、人々は自家発電装置や無償の無線インターネットが使える環境を求めてカフェを訪れるためだ。

ウクライナ東部のドンバス地域で生まれ育ったプロシャイ氏は14年の同国東部の混乱を経て、夫や子供とともに移住したキーウで社会人生活を始めた。大手衣料品店に勤務後、以前から夢見ていたカフェの店舗を購入しオーナーとなった。

 

22年は寒波が到来した冬季に、ロシア軍はウクライナの都市に大規模なミサイル攻撃を実施した。ウクライナ政府は昨冬のロシア軍の砲撃により、エネルギーインフラ施設の6割が破壊または一部損壊したと推定している。

今冬もロシア軍はエネルギー施設への攻撃を続けている。英国防省は10日、ロシア軍がウクライナのエネルギー施設を標的としたミサイル攻撃を始めたと分析した。冬の寒さが厳しさを増す中、暖房などに使う施設を攻撃することでウクライナ側の戦意喪失を狙ったものとみられる。



シュミハリ首相によればウクライナは今年、冬のインフラ施設攻撃への備えが一段と整っているという。外交努力や欧州企業との交渉が実を結び、電力輸入の見通しが立ちつつある。

暖房などに使うガスについても、ウクライナは対策を進めている。石油・ガス大手のナフトガス幹部は現地メディアに「冬を乗り切るために一定の備蓄を確保した」と述べた。



家庭では高騰するエネルギー代を抑制する取り組みも進んでいる。ウズベキスタンで生まれ育った鉱山技師のルステム・オスマノフ氏はキーウ近郊のブチャに引っ越した後、22年に古い薪ストーブを温水暖房設備に改築した。

ロシアによる侵攻後にブチャの街は激しく破壊されたが、オスマノフ夫妻は生き残った。

冬の停電では薪ストーブが活躍した。冬場は1日8〜10時間電力が途切れると、ポンプが働かずガスボイラーが止まってしまう。だが彼の家では温水暖房により快適に過ごすことができた。



「ガスボイラーは月額2500フリブナ(約9500円)の運用コストがかかるが、薪なら半額ですむ。薪がなくなれば既存のガスボイラーに切り替え、電気が消えれば自家発電機に切り替える」とオスマノフ氏は話す。

ウクライナはミサイル攻撃への防空強化にも、支援を受けて対策を進める。



ドイツのピストリウス国防相は11月、キーウを訪問し、13億ユーロ(2000億円超)規模の追加の軍事支援を表明した。独DPA通信が伝えた。最新鋭の防空システム「IRIS-T」などを継続して供与する。戦地では弾薬不足なども指摘されるが、ウクライナを支援する動きは途絶えていない。

この記事はキーウ在住のフリージャーナリスト、ワジム・ペトラシュク氏の取材を基に編集しました。

 



日経記事 223.12.24より引用



欧州でテロ警戒広がる、ドイツで大聖堂捜索

2023-12-25 07:21:19 | 安全保障、戦争・軍事・テロ・ハニトラ、マフィア、スパイ・犯罪・詐欺


ドイツのケルン大聖堂前に停車する警察車両(23日)=ドイツ通信社・AP

 

【ベルリン=共同】

クリスマスから年末にかけ、欧州ではテロの脅威が高まっているとされ、各国が警戒を強めている。オーストリア警察は、欧州全土のテロ組織が24日前後にキリスト教関連行事への攻撃を予告しているとし、警備を強化すると警告。ドイツ西部ケルンでは23日、ケルン大聖堂を捜索した。

パレスチナ自治区ガザ情勢を受け、既にフランスやベルギーではイスラム過激派とみられる男らによるテロが発生。ドイツではテロを準備していた疑いでイスラム組織ハマスのメンバーが逮捕された。

ドイツ大衆紙ビルト電子版は23日、ドイツとオーストリア、スペインの治安当局が、イスラム主義組織がクリスマスか大みそかに欧州で複数のテロを計画しているとの情報を入手したと報道した。ケルンとウィーン、マドリードのクリスマスミサが標的になる可能性があるという。

ケルン警察は23日「(テロの)情報は大みそかに関連するものだが、クリスマスイブに大聖堂を訪問する人の安全を確保する」との声明を発表。23日夜に大聖堂で爆発物探知犬などによる大規模な捜索を行った。

ウィーン警察も23日、重装備の警察官らを街中に配置し、特に教会や宗教行事、クリスマスマーケットでの警備を強化すると発表した。

 

 

日経記事 223.12.24より引用