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トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 三菱、外国汽船を駆逐

2025-01-14 09:38:17 | 秘密結社 フリーメーソン、イルミナティ、世界権力・陰謀・都市伝説、など、

トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 三菱の弥太郎、海運の独占企業へhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7262fe8cfd70e6205e5131caabd05fe2

からの続き

 

 

三菱、外国汽船を駆逐

国内の海運会社としてトップに躍り出た三菱ではあるが、この頃、国内旅行、特に海外旅行では、米国の最大手パシフィック・メイル社が上海航路を独占、大きな利益をあげていた。

三菱顧問として副社長クラスの月給をもらっていたグラバーは、なんとかして弥太郎の役に立ちたい。

そこで、三菱もメイル社に対抗、上海航路を開くことを提案、しかもメイル社よりも低価格とし、顧客には弁当、おみやげなどをサービスした。

 

このため、上海航路の客は低価格でサービスの良い三菱を利用することとなり、一年もたたない間にメイル社は同航路より撤退した。 のみならず、メイル社は超大型船『ネバダ』(ニ一四三トン)、『コスタリカ』(一九一九トン)ほか四隻と、長崎、神戸、横浜などの建物、倉庫などをすべて三菱に売却し、日本の海から姿を消した。

 

tころが、このメイル社撤退を目の当たりにしていながら、大英帝国のピーオー社が日本hr進出、しかもわざわざ上海航路を実現しした。

おまけに大阪の荷積問屋九店舗組合の貨物輸送を一手に引き受けるというウルトラCに成功、かねてより三菱の独占を不愉快に思っていた大阪の業者はすべてピーオー社側に回っていたのだ。

 

この時ばかりは、肝の太い弥太郎も「三菱も近く倒産か」と覚悟を決めたと言われている。

この時グラバーは、母国イギリスのピーオー社も大事だが、給料をもらっている三菱の方がもっと大事、グラバーは知恵を絞った結果、政府に『外国船乗込規制』を配布させ、外国船の利用者には許可手続きを厳しくし、手数料をとることなどを進言した。

 

そのかいあって、二年そこそこで、ピーオー社も日本の海から姿を消してしまった。

 

 

 

(トーマス・グラバー関連情報)

 

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02.明治維新の大功労者 トーマス・グラバー フリーメーソンつぃいての活躍  本の 表紙と帯
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64.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 三菱、外国汽船を駆逐https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6bf25294dbb3e7f12080549f7f02cc6f

 

 

 

 

この本(歴史書)は、歴史的に貴重な写真、図、文献なども数多く掲載されている秀逸な作品ですが、それらをPDF化して皆さんに紹介することもできますが、著者と発行所の『長崎文献社』に敬意を払って、全てを紹介するのは、控えたいと考えております。

 

 

 

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