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エリザベス・ベントリー:赤いスパイクイーンー7  NKVDとの確執とゴロスの死

2024-10-26 16:47:29 | 自己紹介

エリザベス・ベントリー(1908~1963)

 

 

エリザベス・ベントリー:赤いスパイクイーンー6 筒抜けの米国政府機密https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/28ee1162ea1547543f9f93e65b71ab9c

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NKVD(KGBの前身)との確執とゴロスの死

1942年秋、ゴロスは物理学者を中心とした科学技術者スパイグループの組織化にも成功した。 ベントリーは、中心人物はジュリウスという男だと聞かされた。 後にわかるのだが、彼はジュリウス・ローゼンバーグ(ユダヤ系)という科学者で、本格化したマンハッタン計画(核爆弾製造計画)の詳細をソビエトに伝えることになる男だった。
 
戦後、ジュリウスは妻エセルとともにスパイ容疑で有罪となり電気椅子で死刑となった(1953年6月)。
 
スパイ網の拡大とモスクワからの情報要求の増加で、ゴロスの業務量は格段に増加した。 1943年夏には、ベントリーも激しい疲労感に襲われるようになった。 この頃には、ゴロスの体調も極度に悪化し、ベントリーは彼の死期が近いことを感じていた。
 
 
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