Richardに愛をこめて…

旅立った最愛のRichardへ贈る
マダムKのDiary
    

大船 「九つ井 本店」へ・・・

2018-10-27 | ちょっと素敵な時間 ・ お出掛け

 

 

 


先週の日曜日は 爽やかな秋晴れ
雲ひとつ無い真っ青な空・・・
家に居ては勿体無いわ

大船の九つ井(ここのついど)へ

 

 


ここに初めて訪れたのは もう30年前・・・
都内から 主人とMGBを飛ばして よく訪れていました
ここ何年かは玉川店ばかりで 本店へは訪れていませんでしたので
あの頃が懐かしい・・・

 

 

 


店主が 九つ井の名前の由来を書かれています
・・・ ふもと一帯に湧き出る泉があり
この沢山の泉にちなんで いつからとわなしに 
この辺りを九つ井(ここのついど)と呼ぶようになったということです

 

 

 


九つ井の入り口

 

 

 


その横には階段があり 木々の中に点在する離れへと続きます
よくこの階段を上がって 離れに通いました

 

 


離れの部屋は 掘りごたつになっていますが
あの頃はお座敷・・・
囲炉裏を囲んで いろり焼きと日本酒を頂ました
離れの中に煙が立ち込め その匂いがなんとも・・・
係りの方が 一品ずつ下から運んで来てくださるので
その間 話をしながら まったりと美味しい食事を頂けます
友達とワイワイ そんなこともありました

 

この日は庭のテーブル席で頂ました

この厚焼きたまご!
お出汁がジュワ~っと出てきて 凄く美味しかったんです
二人で声を出して 美味し~いって(笑)
是非 オーダーなさってみてください


 

 


鴨せいろそば

 

 

 


鰹出汁をきかせた 少し甘めですが まろやかで上品なお汁

 

 

 


蕎麦は 腰があってつるつるっと喉ごし良くて
とても美味しい・・・

 

 

 


山椒がのって ねえ ねえ ユニークで可愛いでしょ
九つ井の器 庭の敷石 灯り 傘立全て・・・店主が焼かれている作品です

 

 


 


口の大きな急須
小ぶりでしたが とても温かい表情にほっ・・・と笑顔になれます

周りの景色を眺めては お蕎麦をすすって・・・
秋風を感じながら過ごす時間
最高でした

 

 


招き猫の灯篭
ふっくらとして・・・ん~ん どこかの誰かさん?そっくりウフフフ


 

 


帰りに見上げると 熟した柿が空に浮いて
秋ですね~・・・
そして紅葉も・・・でも先日の台風の塩害で枯れていました


懐かしい場所 九つ井へ
来て良かった
秋の風情の中で あの頃のこと 思い出して 懐かしんで
鎌倉へ向かいました



が 大渋滞
晴天の鎌倉ですもの それは覚悟しなくちゃ
若かった頃は 大渋滞もなんのその
でも今は。。。もう 帰りましょって即決

そんな時代もあったねと いつか話せるときが来るわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる ...

第三京浜を走りながら そんな詩を想い出していました


 

 

 Madame K

 

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サントリー美術館へ ・・・ 京都 醍醐寺ー真言密教の宇宙

2018-10-21 | art・・・美術館他

 

 

 


芸術の秋ですもの・・・
先週末 サントリー美術館で開催されています「京都 醍醐寺ー真言宗密教の宇宙」の展示会へ出掛けてきました

 

 


 

 
先に 宮川町 水簾 でお昼を頂きました

 

 

 



 

 



 

 

 


 


展示会のチケット付きの「醍醐寺展限定かろやか会席」です
先付けの茶碗蒸しは 旬の希少な大黒本しめじの香りが秋を感じさせる一品
脂ののった鱧も ふんわり とろける美味しさでした
お釜で炊かれたご飯は ツヤツヤで甘て・・・
デザートの紫芋のムースも ナッツや黒ゴマのカリカリッとした食感と風味
Hさんと二人 たっぷりと秋のお料理を満喫させていただきました


 


 

さあ 展示会へ参りましょ


弘法大師 空海によって 中国から日本にもたらされた密教
醍醐寺は 真言密教の拠点として重要な役割を果たし
空海の直系弟子にあたる 理源大師聖宝(しょうぼう)が874年に醍醐寺を開きました

 

 



重文 如意輪観音坐像 平安時代
聖宝の弟子によって作られたとされる
とても美しい観音像でした

 

 


重文 五大明王像 平安時代

 

 

 


国宝 文殊渡海図 鎌倉時代

 

 

 


重文 醍醐花見短冊 安土桃山時代
秀吉の最晩年にあたる1598年の春に醍醐寺で催された「醍醐の花見」
花見の途中に和歌を詠み 桜の枝に結びつけたと言われている花見短冊

 

 

 


重文 三宝院障壁画 柳草花図 安土桃山~江戸時代
長谷川等伯一派の作 
 背景の金の切り泊や金砂子が輝いて
墨と緑青で描かれた柳の幹の色 そして柳が目の前で風に靡いているように感じて
とても感動した作品でした・・・

 

 


織田信長黒印状 千利休宛
千利休が鉄砲の玉千個を信長に贈った その礼状
力強く 一直に書かれた黒印状にじっと見入ってしまいました

醍醐寺の重厚な歴史を示す寺宝は約15万点にものぼるそうです
今回の展示では 国宝34件を含む 密教美術と近世美術など 約100件の名品が展示されています
 展示品のほとんどは 応仁の乱や昭和の火災などで何度も失われる危機があったそうですが
奇跡的に難を逃れてきたものだそうです

第一章 聖宝 醍醐寺を開くから始まりますが
空間に聳える 薬師如来および両脇待像の素晴らしい木像に圧倒され
第四章の三宝院障壁画 柳草花図 まで 目を凝らして鑑賞してきました


 


お茶を頂いて・・・
秋冬のANAYI の巨大ポスターに心惹かれながら
地下鉄の歩道を小走りに改札へ向かいました

あの・・・15年春に訪れた醍醐寺
総門から仁王門までの 満開の枝垂桜 素晴らしかった・・・
今もあの覆いかぶさるように咲く枝垂桜が目に浮かんできて
また京都へ
そんな想いで車窓を眺めて 揺られて帰りました

 

 

 


あの頃・・・
Richard も 秋冬コレクションを纏って?!
ん~ん
ステキ ステキ

 

 

  Madame K

 

 

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熱海「MOA美術館」へ・・・ 信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻

2018-10-12 | art・・・美術館他

 

 

 


週中日の爽やかな秋晴れの日 熱海のMAO美術館へ出掛けてきました
熱海までは 東海道線に乗り換えて
ルーディくんママさんと景色とお喋りを楽しみながら・・・
眺めた海は 真っ青な秋空を映して とても綺麗でした

 


美術館へ着いて・・・
お昼には混雑してくるので 早めに 「そばの坊」さんでお昼を頂きました
こちらで頂く そば三昧のつけ汁 くるみ汁がとても美味しくて!
お店の方に 拘りのくるみ汁の作り方のお話も伺いました



さあ!展示会場へ 

叭々鳥図 伝 牧谿
一番見たかった作品・・・
葉の残る梢に首を巡らして羽を休める叭々鳥(はっかちょう)と 空中で振り向く叭々鳥
水墨の濃淡のみで描かれていますが 
それぞれの目の表情だけで 叭々鳥の心の動きも分かります
素晴らしい作品でした

 


 

 
重文 仙人高士図(右隻)  狩野 永徳
安土桃山時代の絵師  阿狩野派の代表的な画人
雲の上の柔らかな色の背景 そして細い筆で描かれた流れるような仙人と木々・・・
幻想的でもあり 穏やかに流れる世界にいるようでした

 

 


重文 織田信長像 古溪宗陳賛
最古の信長の絵だそうです



 

キリシタンの美術と工芸 


花鳥文蒔絵螺鈿洋櫃
 日本で製作された南蛮漆器
黒漆地に金の平蒔絵と螺鈿を組み合わせた漆芸品
細工の美しさに見とれました・・・

 

 


悲しみの聖母図
16世紀末~17世紀初期
大正時代に 福井県の旧家の土蔵の壁の中に塗り込められていた物だそうです
禁教下の中での聖母像への祈り・・・
祈りの中の悲しみが伝わってきました



 

鑑賞した後・・・

 

 

 

 


茶室 一白庵で 季節の和菓子と抹茶を頂きました

 

 


 


和菓子は イチジクの羊羹

 


 

 


イチジクのつぶつぶと金粉が透かして見えて 美しいこと 
甘さも控えめで ほんのりとイチジクの風味がしました
秋色の和菓子で秋を感じて ほっと一息・・・

ママさんと 庭の松の木を眺めながら 楽しいお喋り
気が付くと 夕暮れ近く!
7つのエスカレーターを二人で駆け下りてバスへ飛び乗りました
車窓からの暮れていく景色を眺めながら 帰途に着きました

熱海へは 1時間半くらい
秋の心地よい季節には 箱根も日帰りで楽しめます
紅葉に染まるのは11月半ばでしょうか 
もう直ぐですね・・・

 


 OLYMPUS パンケーキレンズ M.ZUIKO DIGITAL

 

 Madame K

 

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想い出の旅・・・ 伊豆高原へ

2018-10-04 | 伊豆高原旅行

 

 


先週末 
台風24号が本州へ向かっていましたが 28日は爽やかな秋晴れでした
2年ぶりの伊豆高原
待ち合わせした「三島スカイウォーク」からは相模湾の絶景が広がっていました

 

 

 

 
すっとずっと逢いたかった・・・
アッシュくん ガイくん こんにちは 元気で会えて嬉しい!
ほんとに会いたかったわ

 

 


可愛い あーたんも一緒です
黒の綿レースのふんわりワンピースがとっても似合って
笑顔いっぱい 可愛いかった・・・

 

 

 


実は 私 高所恐怖症なので足が竦みました笑
少し揺れている吊橋・・・
真ん中をそろりそろりと前へ進んでいきます
下は絶対に見ないように。。。

 

 


僕ちゃん達もカートで一緒に!
私と違って笑顔ねウフフ

 

 

 


吊橋を渡ると ドッグランもあって
あーたんとアッシュくん ガイくん 楽しそ~に駆けっこ
あーたんのカワイイ声がキャッキャッと響いて 心がとっても癒されました
楽しいわね~

 

 

 


遠く富士山は 山頂に少し雲がかかっていました

 

 

 


雄大な富士山の絶景と日本一の吊橋に向かって滑走できるロングジップスライド
70mの高さから300m 滑り抜けていきます
何人もの方が滑走されていました
最高でしょうね~

そんな景色を楽しみながら 大吊橋を渡って・・・
お宿 はんなりへ向かいました


 


蛍の部屋から見る夕暮れの景色は 茜色に染まり
磯の匂いがほんのりと掠めました
何度も訪れた宿・・・
Richardの懐かしいたくさんの姿
ふ~っと深呼吸しながら 想いを馳せました
でも 今日は笑顔で空を見上げます

 


パパさん ママさん お姉ちゃん あーたん アッシュくん ガイくん
賑やかな夕食
あーたんの仕草が可愛くて クスっと笑顔になります
ネオくん リチャードはきっといつもの様に ご馳走の匂いにウロウロ・・・してたでしょうね

二日目の夕食には 私の焼きアワビが空中を飛ぶ大爆発事件もあって
大騒ぎ 大笑い!
懐かしい話にちょっと涙もありましたが でもあの頃と変わらない温かい時間
二夜の宴は 大家族の幸せな時間でした
ありがとうございました!




台風の影響で 二日目の夜中豪雨の音が凄くて 帰りの心配もしましたが
三日目 30日は少し日差しも射したりして
無事に帰り着くことができました


1年半ぶりにとちこままさんご家族 僕ちゃん達に会えて
楽しい時間を過ごすことができました
初めてお会いしたのは12年3月末 Richardが10歳の春
それから毎月のように旅行をご一緒して・・・
ブログのページを捲ると 数え切れないたくさんの想い出が綴られています
 楽しくて
ほんとに楽しい思い出ばかり

これからも思い出は綴られていきます
Riちゃん 軽井沢の旅行の約束もしましたよ
嬉しいわね

 

 Madame K

 

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