Richardに愛をこめて…

旅立った最愛のRichardへ贈る
マダムKのDiary
    

令和一年 今年もありがとうございました・・・

2019-12-31 | 季節の行事 ・ 風景

 

 

 

 


   令和一年も終わろうとしています                                                           
今年は 春に「平成」から新元号「令和」に変わり
10月に即位礼正殿の儀 饗宴の儀
11月祝賀御列の儀 が行われ
新しい時代へと進んで行きました

四季の日々を過ごしながら
寂しいお別れもありましたが…
こうして元気で新しい年を迎えられる
そのことに感謝しながら
令和二年を迎えたいと思います

 

今年一年 ブログを見てくださって ほんとうにありがとうございました
2020年も平和で笑顔あふれる一年になりますように
願いを込めて・・・
良いお正月をお迎えくださいませ



 

 Madame K

 

 

 

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令和一年 京都 紅葉の旅・・・宝厳院~永観堂禅林寺

2019-12-29 | 京都旅行

 

 

 

 


京都の旅 3日目は嵐山の宝厳院へ

 

 

 


宝厳院に着いた途端にザ~ッと大雨に・・・
親切な土産物店の方が傘を貸してくださって
しばらく雨宿りした後 「獅子吼の庭」へ
以前からHさんと訪れたかった庭です

 


雨に濡れ 紅葉も艶やかです

 

 

 


庭園内は もう散りモミジで彩られ
目映い美しさに感動いたしました
ほんとに綺麗でしょう・・・

  

 

 

 

 

 


少し日差しが戻り 輝く大木のモミジ
紅葉の世界に迷い込んだよう・・・
「獅子吼の庭」は室町時代に中国に二度渡った禅僧 策彦周良禅師によって作庭され
嵐山の景観を匠に取り入れた借景回遊式庭園です
その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり庭園内を散策し
鳥の声 風の音を聴く事によって
人生の心理 正道を肌で感じ 心が大変癒する庭です(HPより)

 


登龍門の先龍門の滝から流れる小川に
はらはらと散ったモミジが流れ
それはそれは美しいせせらぎ・・・

 

 


舟石に重なり合うモミジ
心が温かくなります
新緑の頃は緑の木々と苔
枝垂れ桜が庭園をかざるそうです
来客が少ない季節に ひっそりと訪れたい
そんな「獅子吼の庭」でした・・・




宝厳院から永観堂禅林寺へ


途中で 美味しいぜんざいを頂きました
お餅の焼き具合が絶妙で
とても美味しかったわ

 

 


永観堂禅林寺
秋の特別拝観を見て参りました
長谷川等伯の竹虎図 一門が画いた障壁画の数々
・・・素晴しくて

 

 


天皇の使いが出入りする時に使われた
勅使門
勅使はこの盛り砂で身を清めて
中に進んそうです

 

 

 

 

 

 

 


本堂からの眺めです
見頃を過ぎていましたが・・・
まだ紅葉は楽しめました
見返り阿弥陀を拝見し
穏やかな微笑みに心 癒やされました
とても・・・

 

 


曇り空でしたので 午後3時過ぎからは芯から冷えて
とても寒くなってきました

 

 

 



    
            

 


永観堂の紅葉も色とりどり
見つめる先にはかわいいモミジ
あちら こちらと心が揺れます

 

 


急ぎ足で永観堂 禅林寺を周り
3日間の京都の旅も終わりました

令和一年秋・・・
毘沙門堂  勧修寺
智積院 聖護院門跡
そして宝厳院 永観堂禅林寺
天皇陛下御即位記念として巡ったお寺で
貴重な非公開文化財を拝見でき
とても感慨深いの旅になりました

令和二年の春
まだ見ぬ京都の景色に思いを馳せ・・・
旅を締めくくりたいと思います




 Madame K

 

 

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令和一年 京都 紅葉の旅・・・智積院~聖護院門跡                                    

2019-12-26 | 京都旅行

 

 

 


京都の旅 二日目(12月2日)は総本山智積院へ

 

 

 

 


緋色のモミジとはらはらと散るモミジ・・・

 

 

 

 


モミジも 早朝の雨に濡れ 雫がぽとり ぽとり・・・
緋色が しっとり美しく見えました

 

 

 

 


庭園の奥は モミジの絨毯

 

 

 

 


中国の廬山を模って造られた名勝庭園
春のツツジやサツキが咲く頃は 
また華やかな庭園になるそうです

 

 


 


智積院へ訪れたかったのは 長谷川等伯の「楓図」

 

そして

 

 


長谷川久蔵「桜図」の特別拝観が開催されていたからです

この襖絵は 秀吉の命を受け画いた作品
ところが桜図を画いた久蔵は この「桜図」を画いた翌年26歳で亡くなり
等伯は 息子久蔵の突然の死を悲しみ
「楓図」を自己の生命力を掛け書き上げたそうです
二つ並んだ最高傑作の襖絵は 圧巻の素晴らしさでした・・・
等伯が断腸の思いで画いた「楓図」には 
深い悲しみの色も感じられました



後藤順一氏 「百雀図」
智積院には 数々の障壁画があり感動いたしました

 

 

 





 

 

智積院を後にして神宮丸太町駅の近くの

西尾八つ橋の里で頂きました

 

 

 

 

 

 


八瀬離宮で 朝食もたくさん頂いたので
湯葉にゅうめんに致しました
少し甘みのあるお出汁に極細のにゅうめんと湯葉
そても美味しかった・・・





散りモミジも美しくて・・・

 

 


 

 


2時半過ぎに 聖護院門跡に着きました


 

 

 


光格天皇も一時期政務を執った上段の間

 

 

 

 

 


九老の間
狩野益信による金碧障壁画
他にも孔雀之間 太公望之間 波之間
宮門跡として 明治まで代々皇族や摂関家が門主住職を務め 
時の天皇の仮御所ともなった格式高い寺院でもある聖護院
高貴で格式高い部屋の数々・・・
襖絵を見ては あ~素晴しい
あ~素晴しい
その言葉に尽きます
ほんとに訪れて良かった・・・


聖護院問責を後にして八瀬離宮へ

「華暦」へは 外回廊を歩いて行きます
冬は寒いんです とても
でも 三日月と紅葉
素敵でしょ!

 

 


京都らしい季節の創作料理
それぞれに美しくて 美味しくて
Hさんと 素晴しい襖絵を想いながら頂きました
あ~素晴しい一日でした

3日目は 嵐山の宝厳院~永観堂禅林寺へ

 

☆ 師走で… 掲載が季節はずれになってしまいました


 



 Madame K




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Merry Christmas…

2019-12-24 | 季節の行事 ・ 風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素敵なイヴをお過ごしください・・・

 

 

 

 

 

 Madame K  

 

 

 

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カルティエ展ヘ・・・

2019-12-19 | art・・・美術館他

 

 

 


先日 国立新美術館で開催されていました「カルティエ展 」へ・・・

 

 

 

 

 

 


ミッドタウンのショーウインドウも クリスマス一色に飾られて
心も躍ります

 

 


お昼は ルーディ君ママさんと「水簾」で頂きました
いつもは 京お節重を頂いているので
今回は 京ちらし重を・・・
いつもながら 美しいお料理にうっとり
とてもとても美味しくて
「美味しい~!」と二人で何度も笑





 

国立新美術館へ
20世期初頭から 現在までに作られたカルティエの作品が約300点も展示され
本展覧会のテーマは時間
ミステリークロックの展示から始まりました(写真がないのが残念です)
こちらのHPを・・・


<バードブローチ>カルティエ パリ 特注品  1984年 カルティエ コレクション
ダイヤの眩しい輝きに
心も吸い込まれそうでした・・・ 

 

 

 

 


撮影が許されたジュエリーコレクション
カルティエのジュエリーは 動物をデザインした作品が多く
左下のティアラは モナコのグレース・ケリー公妃が着用されたもの
白いタフタのドレスに ティアラを着けられた公妃の美しい姿を思い浮かべます・・・
ほんとに・・・宝石のように輝く 美しい公妃でした

ダイヤモンド エメラルドにサファイア ルビー アメジスト・・・
真っ暗な空間に浮かび上がる 輝くハイジュエリーの数々
迷い込んだジュエリーの迷路は
驚きと感動の連続でした
ほんとに 疲れるほど・・・輝きに魅了された時間でした

 

 

 ☆ 京都2日目~ は後日掲載させて頂きます

 

 

 

 Madame K

 

 

 

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令和一年 京都 紅葉の旅・・・ 毘沙門堂~勧修寺へ

2019-12-12 | 京都旅行

 

 

 

 

 


12月初日 午後は 晴天に恵まれました
天皇陛下のご即位を記念し「非公開文化財等の特別公開」のお寺巡り
まずは毘沙門堂門跡へ
仁王門までは 56段の急な階段!
はぁはぁと息を切らしながら 登りました

 

 


仁王門の両脇の木々は 紅葉が拡がっていて
青空に緋色のモミジ 眩しいくらいに綺麗でした

 

 

 

 
高台弁才天も紅葉に飾られていましたが
もう ひらひらと散りモミジに・・・

 

 

 


宸殿襖絵は撮影禁止でしたのでHPの襖絵です
宸殿内部の障壁画百十六面は すべて狩野探幽の養子で駿河台派の始祖狩野益信の作
どの角度から見ても 鑑賞者が中心になるという逆遠近法の手法(HPより)
障壁画は 素晴しいの一言でした・・・

 

 

 


                         (Googleページ)
散りもみじが 参道を埋め尽くす光景
この光景を見たかったのですが・・・
お参りの方々に散りばめられてしまって

 

 

 

 
階段の横に モミジの絨毯になってしまっていました

 

 

 

 


本堂の横のモミジを見上げて・・・
小さな手のひらのようなモミジがたくさん
モミジの笑顔もたくさん・・・
心も温かい

 勧修寺へ


西暦900年に 醍醐天皇が山荘を寺院として創建し
千有余年の歴史ある門跡寺院の勧修寺
氷室池横の 観音堂の屋根の上には 鳳凰
観音堂を包むように咲き誇る桜は見事で
水面に映るさまは それはそれは圧巻の光景だそうです

 

 


書院の襖絵「竜田川紅葉図」土佐光成
父の土佐光起の近江八景図と共に 日本の花鳥風月を画いた襖絵
長い年月の四季を経て こうして襖絵を拝見でき
とても感動いたしました

 

 

 


氷室池のモミジもまた美しく・・・

 

 

 

 

 


氷室池の 枯れた蓮にしな垂れる褪せた色のモミジ
心に沁みる絵です・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


16時過ぎ
名勝庭園への門の上に拡がるうろこ雲が美しく
冷たくなった夕風に 急ぎ足でホテルへ向いました

 

 

 

 

 

 


八瀬離宮は 優しげなクリスマスイルミネーションに飾られていました

 

 

 

 

 

 
夕食は フレンチのボナキューで頂きました
秋の紅葉を思わせるアートでスタイリッシュなメニュー
前菜(左上)のワインのゼリーに包まれたピシタチオのキャビア添えは
最高の美味しさでした・・・

京都一日目は 山科の門跡寺院の紅葉を楽しみながら
天皇ご即位の時の 奥ゆかしく 神々しいお姿を思い浮かべ
令和元年の京都の紅葉を拝見できて
感慨深い一日でした


二日目は 智積院と聖護院門跡へ
智積院の長谷川等伯の桜図・楓図・・・聖護院の狩野永納の襖絵の数々
目を奪う素晴しい襖絵でした
 

 

 

 Madame K

 

 

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勧修寺・・・氷室池に映る紅葉

2019-12-05 | 京都旅行

 

 

 


勧修寺の 氷室池のほとり
モミジに西日が差し 美しいこと・・・

 

 

 

 

 


『今昔物語集』に描かれている藤原高藤と宮道列子が
運命的な出会いをしたロマンスの地
そう思いを馳せると感慨深いですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


緋色のモミジもいいけれど
黄葉もまた赴きがあって綺麗・・・

 

 

 

 

 

 


ふわり ふわりと
氷室池に浮かぶ枯れた蓮の葉
初夏から夏にかけては 妖艶で幻想的な蓮の花と睡蓮が池一面を飾るそうです

 

 

 

 


池の水面に映る様が美しく
30分以上 ファインダーを覗きながら過ごしました

春には 桜が咲き乱れ 初夏には 蓮や睡蓮の花・・・
もう一度 来春にでも訪れたいと思います
今回は 天皇陛下のご即位を記念し
初の「非公開文化財等の特別公開」の襖絵を拝見してきました
素晴しい襖絵でした・・・
また 詳しくは 後日 掲載させて頂きます

あ~・・・
ほんとに何度訪れても 訪れても
四季それぞれに 目に映る景色が美しい京都
今頃は 散りモミジの世界が広がっていることでしょう

 

 

 

 
 Madame K

 

 

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