怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

変えたくない街並み

2014年07月12日 | 風景
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学校の中にある展示物。旧市街の今と昔の様子を比較したもの。

比較、というより、昔そのままを保っているのを確認するためなのだろうな。

写真には撮影年などが記載されていないので、写りこんでいる人々の服装や物資で想像するしかない。

こうした様子を見ていると「昔のものを大事にする西洋はえらい、日本はだめだ」とかついつい思考してしまいがち。

特に日本の場合は夏場の高温多湿さや地震などの自然状況が建築物を長く保存できなくしているので、古いものはどんどん変えてしまうのだろう。

欧州の場合、歴史の中で絶え間なく戦乱があって建築物を破壊されるものだから、とりあえず使えるように復旧するために以前と同じように建てるのが基本の考え方になったのかもしれない、と今日思った。ゼロから考えるのは面倒だしね。


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一番最近のここの建築物の大きな破壊は第二次世界大戦。
この街もひどくやられたそうで、旧市街の古そうな建築物のほとんどは、壊される前と同じようにきれいに修復されたものなのだそう。それでも古臭そうに感じるのは、あっそうか、第二次世界大戦は70年位前だったものね。