怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

知的障がい者のための書籍

2014年07月21日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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図書館で見つけた新しいコーナー。簡易書籍、とでも言ったらいいのだろうか。知的障がいを持つ人のための本が集められている。

要するに、簡単な表現で書かれた本なのだ。生活のための様々な単語を絵や写真で解説していたり、簡単な大人のための小説、新聞などが揃っている。大きな文字のゲームも少々。

うーん、彼女のことは知的障がい者でも知らなくてはならないものなのね、と感じさせるドイツ。

これは私が借りてきたもの。障害だけでなく、子供の頃に文字の読み書きを学び損ねた(あるいは難読症の人々のためかも)人々を啓発するための小説だ。巻末にドイツ語力向上のサイトが記載されていて、検索してみたら、外国人がドイツ語を学ぶにも結構いいかも、という内容だぞ。
ich-will-lernen.de
 ←クリックで拡大。
図書館の利用方法の解説。私が図書館貸し出しカードを作ったのは来独2ヶ月目なので、図書館利用は難しいことは無いのだが、ここに来た当時にこれがあったら、もっと躊躇無く申し込みしていたかもしれない。

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さて、日本の人たちに質問。
日本の図書館にはこうした書籍を集めたコーナーがあるのだろうか?
聴覚障がい者のための音声メディア貸し出しや、視力が弱い人たちのための大きな文字で印刷された書籍などは2、30年位前から実家近くの図書館にあることを知っている。(もちろん、ここにもある。アルファベットの書籍はどうしても日本語より小さく印刷されるので、私も借りたいくらいだぞ)
日本の物資はいつもここより先に進んでいるから、きっとあるだろうな。いや、ときどきこちらの方が進んでいることがあって驚くことがあるので、もしかしたらそうかな。
帰省時まで、待って自分の目で確認してもいいのだけれど、時間の制限があるから実家の近くのしか観察できないだろうし。