怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

今年初の中国料理

2015年01月11日 | 交友関係
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去年結婚したばかりの中国人、つまり新婚家庭の夕食に招かれた。
家事をしない中国人男性はいるのだろうか。
約束した時間には全く出来上がっていなくて、「日本のアニメでも観ていてください」とあまり興味もてそうもない作品を眺めた・・・ 

ひえー、面白い!彼らが料理している一時間ちょっとの間に三話観た。

五種類のおかずが並んだ。普段二人のときは二種類程度しか作らないのだとか。箸は私からのプレゼント。昔、マレーシアで買ったプラスチック製品だが、日本の生活では使う機会がなかったのだ。箸一つでも中国(またはその移民の子孫が使うもの)と日本ではかなり違うんだもの。

 
豆腐と油揚げの炒め物。赤いのは唐辛子。となりは砂ズリときゅうりの炒め物。「鶏の胃袋を日本では食べるのか」と尋ねられたので彼らは特殊なものと思っているのかな。肉は苦手な私だが、この炒めたきゅうりはとてもおいしかったので肉をよけて食べた、うほほー。
 
大根のサラダ。コリアンダーと唐辛子和え。となりは牛肉の細切れ(手作業細切れ)とサヤインゲンのようなものの炒め物。牛肉の細切れはおいしかった。
 
スープも一緒に提供されるのだが、スープ用の器が出されないので不思議なんだ。もしかしたら、ご飯を食べ終えたらスープで仕上げる、ってのが中国家庭風なのか、と観察していると本当にそうだった。
卵とトマトのスープ。塩分がほとんど感じられない。ここで、私は日本の伝統スープ(味噌汁さっ)の塩辛さについて説明してやった。また、ほとんどの中国人と中国食文化を持つ国から(華人、と呼ばれている人たちかな)来ている人たちは、ドイツの食べ物の塩辛さに辟易している様子。

もともとこの二人とは、義父の知り合いなのに、すっかり義父より頻繁に交流することになっている。
というのも、義父はドイツ料理しか食べない主義を宣言していて、彼らの食事の招待を一切断っているからだ。
日頃から私に「料理をもらってくるな」とも凄んでいるし。
この日も中国人夫婦から「お義父さんたちも招待したいんだけれどね」とこぼしていた。
ごめんよ・・・
私の夫も、あまり社交的でなく、食事に呼ばれて一緒に行くなどめったにない。
ごめんよ・・・・
私一人で食べに行くから、たくさん招いてね。